森 香澄、多忙の合間に月2で通う韓国を語る「日本以上のスピードで流行が更新されていく」

フリーアナウンサー森 香澄さんの20代で行ってよかった旅

スマホで簡単に世界の情報を知ることはできるけれど、行かないと経験できない感動ってあるはず。そこで素敵に年齢を重ねているフリーアナウンサーの森 香澄さんに、「20代のうちに行ってよかった」と思った一生モノの旅の経験について語ってもらいました!


韓国:Seoul

学生の頃から様々な国を旅行していた森さん。最近はアナウンサーという激務の合間に通っている国があるそう。その魅力について聞いてみた。

森 香澄(もりかすみ)
1995年6月16日生まれ、東京都出身。2019年にアナウンサーとしてテレビ東京へ入社。2023年に退社し、4月よりフリーに転身。アナウンサー業のみならず、タレント、モデル、女優としてなど、幅広いジャンルで活躍中。

「何度行っても面白い!」と思える国に出合えたことが私の財産

月に2回くらいのペースで韓国にいるのでスーツケースを使わなくなりました

韓国でプロにメイクをしてもらう経験も勉強になります。

カフェでランチをしながら仕事の台本を覚えたりすることも。

ローカルでおいしいお店を探すのが好きで、韓国人の方の評価コメントを見てお店を決めたりします。

韓国ミュージカルやライブにもよく行きます。エンタメに携わる人間として勉強になります。

韓国に語学留学をしている妹と会うこともしょっちゅう!


韓国は、何度行っても新発見がある!

大学生の頃には、台湾、シンガポール、ドバイ、イタリア、ハワイなどバイト代をほとんど旅行に費やしてきましたが、アナウンサーになってから、まさかのコロナ禍に。旅行ができることは当たり前ではないと気づかされました。

数年前から本格的にK-popにハマり、韓国のエンタメや料理、美容などの文化に興味を持つように。韓国って、日本以上のスピードで流行が更新されていくので、何度訪れても、新しい刺激がもらえるんです。そして隣国なので最小限のお金で、自分を試す経験ができるところもいい。最近は休みがあると1泊でも韓国に行くように。パスポートを見たら2年間で20回ほど行っていました! もはや海外旅行というよりも国内旅行と変わらない気分です。韓国には完全プライベートで行っているのですが仕事に返ってくることが多くて。夢中なことがあると、そういう広がりがあるんだなと実感しています。

韓国じゃなくてもいいんです。好きな国を見つけ、お金が許す限り通ってみると面白い。一度行っただけでは気づかないローカルな魅力を知ると、その国がより好きになったりします。20代は自分のために時間やお金を使える人が多いと思うので、経験値を増やしていけたら素敵だなと思います。


Another one is

大学生のときにアメリカ留学をした経験が人生を変えてくれた!

私を旅好きにしてくれたのは、大学1年生のときのアメリカ留学の経験。それまで引っ込み思案だった私ですが、アメリカの方はみんな自己主張をして行動をする姿が印象的で。アナウンサーという夢もこの経験があったから決心できました。もし早いうちに海外留学できる機会があるなら挑戦してみてほしいです。

CanCam2025年8月号「私たちが旅に出る理由」より
撮影/森 香澄 構成/西村真樹 WEB構成/久保 葵