海やお祭り、フェスに旅行…思いきりはっちゃけるのも楽しいけど、本当に「夏ってエモいなぁ」と感じるのは、意外ともっと身近なところにあるような気がしませんか?
そこで今回は、“夏のなんかエモい瞬間”あるある20連発をお届け。懐かしさ、切なさ、日常のきらめき…大人になった今だからこそ気づける、些細な“夏の情緒”を集めてみました♡
蚊取り線香のにおいで、祖父母の家にワープ
子どものころ、縁側でスイカを食べているとき横に置かれていたあの渦巻き。ぶたの形をした入れ物から細い煙がすーっと立ちのぼり、鼻に少しツンとくるようなにおいが漂っていたなぁ。
そんなこんなで今も蚊取り線香を焚くと、心だけがふっと“田舎のおばあちゃんち”にタイムスリップするような懐かしさを感じてしまう。楽しかった記憶を呼び起こしてくれる、夏の風物詩。
夏の麦茶、最高じゃない?
夏の飲み物といえば麦茶。朝イチで冷蔵庫から取り出してゴクゴク飲むの、おいしいですよね。水でもコーヒーでもジュースでもなくて、「夏はこれ!」って気分になる不思議。
あのレトロな琥珀色に氷のカラン…という音だけで、もう夏のスイッチ入る。
日焼けして腕の皮をむくの、地味に好きだった
小中学生の夏は、毎日外で駆けずり回って気づけば毎年こんがり小麦肌。プールや部活のあと、むけた腕の皮をそっとめくるのがなぜか楽しくて「どこまでむけるかな~」なんてちょっとクセになってた。
大人になった今はそこまで焼ける機会がないけれど、あの感じ…なんか懐かしい!
夜のコンビニ、アイスコーナーで迷ってる時間が幸
仕事終わりに何気なく立ち寄ったコンビニやスーパーで、「ガリガリ君? チョコミント? よりも今日はパピコの気分かも…」って5分くらい迷うの地味に楽しい。
買った後はドロドロに溶けないよう急ぎ足で帰宅。そしてシャワーを浴びてるとき、“冷房ガンガンの部屋でアイス食べる自分”を想像してニヤけるまでがセット。
目まぐるしい日々だからこそ、「なんか幸せかも」と思えるようなささやかなご褒美時間って大事♡
セミの鳴き声=夏だったあの頃
昔は「夏キター!」って思っていたのに、今じゃ「朝の5時からマジ勘弁」って騒音に分類されがち。あの頃の情緒どこいった。
なのに鳴いてないとそれはそれで、どこか物足りなくて寂しい気がする…? 結局、夏に必要な音なのかも(道に転がってビビらせるのだけは許せません)。
22時のベランダで、缶ビール片手に黄昏れタイム
なんか今日はちょっと疲れたな…って日は、テレビもSNSも見る気にならない。そんな夜こそ、ベランダに出て缶ビールをプシュ。涼しい夜風と静かな街に包まれぼーっとしてる時間が、心のデトックスみたいで好き。
夏の朝4時、自分だけの世界みたい
ふと早起きしてしまった夏の朝。ぼんやりした頭のまま静まり返った街を見渡すと、まだ4時なのに空はほんのり明るくなりはじめていて、朝焼けがきれいでちょっと感動。
鳥のさえずり、やわらかい風、澄んだ空気…ただ呼吸をするだけで、心がすーっと癒される時間。
心地いい気温とそよ風に背中を押されて、そのまま朝散歩に出かけるのもアリ♡
風鈴の“チリン…”が、心の深いところに届く
歩いていたら、誰かの家の軒先から聞こえてくる風鈴の音。見えないのに、耳が先に“季節”を感じ取る。うるさくない、主張もしない、でも確実に心を揺らしてくる夏の魔法の音。
駅ビルのミストシャワーで虹が見えた
「濡れたくないな」と思いながらも、なんだかんだその下を通ってしまうアレ。霧にふわっと包まれて、光の加減で虹が見えたりすると、子どものころのワクワクが一気によみがえる。
いい大人なのにミストシャワーでちょっとテンション上がる自分…嫌いじゃない。
ふと見た空が、びっくりするほど綺麗だった
仕事中や買い物の帰り道にふと空を見上げたら、突き抜けるような青空だったり、もくもくと迫力のある入道雲だったり、ピンクから紫へのグラデーションが美しい夕焼けだったり…。夏の空は一年の中でもひときわ鮮やかで、心を動かされる気がしません?
感極まって、自分がアニメの主人公になったような気分に。しばらく見惚れたあと、スマホを取り出して写真をパシャリ。でもやっぱり肉眼で見る感動にはかなわない。
空って、無料でいろんなアートを見せてくれるからすごい。切羽詰まったときも心がふっと穏やかになるので、みなさんもときどき空を見上げましょ!
学生たちの夏休みトークがまぶしい
カフェや駅のホームで、学生の「宿題の量やばくない?」「久しぶりの部活オフだ~」「今日でバイト5連勤」「夏休みどっか行こうよ!」という他愛のない会話に青春が詰まりすぎてて、ちょっと胸がキュッとなる。
あと、制服って夏になると2割増しでキラキラして見えません?
麦わら帽子×白ワンピ、少女感への憧れ
ふだんはカジュアル派でも「いつかはやってみたい♡」と心惹かれるのが、麦わら帽子×白ワンピの“儚げ夏のヒロインコーデ”。彼との海デートや、リゾート、ひまわり畑なんかにぴったりで、憧れ続けてきたあの雰囲気。
いざ実現してみると、テンションは最高潮! …のはずが、結局「麦わら帽子よりキャップ、白ワンピよりデニムが動きやすくて私らしい!」と気づいたり。
海に続く小道が、いちばんエモい説
左右に生い茂る緑、ほんのり潮風、遠くに見えるキラキラの海…。照りつける太陽に汗をかきながら「ここを抜けたら海!」って歩くあの小道、心が本当にそわそわする。全感覚で“夏”を感じられるエモい瞬間、ここにあり。
田舎の踏切×田園風景=心の癒しスポット
カンカンカン…と鳴る踏切音とともに、のんびり走る電車。そして見渡すかぎり広がる田園風景に、ただただ穏やかな気持ちになる。
いつもより時間がゆっくり流れてる感じがして「あ〜ここに住みたいかも」って思ってしまう、旅の癒しスポット。
図書館の冷房と静けさ=最強の避暑地
日焼けも汗も無縁の静かな空間。ページをめくる音が響き、本の匂いとひんやりした空気に包まれて「ここ、最高…」と、夏のヒーリングスポットになっている人も多いのでは?
夏の図書館って、妙に贅沢に感じる。時間を忘れてアナログな書籍に集中する、知的な夏もいいなぁ。
洗濯物とお日さまの匂い、無敵すぎる
カラっと晴れた日、ここぞとばかりに洗濯物を干しがち。布団と枕のカバーもひっぺがして「今日は午後から干しても乾くはず!」と洗濯機2回目稼働。
案の定すぐ乾いて、洗濯物たちに顔をうずめた瞬間の“おひさまと柔軟剤”のにおいがたまらない。これぞ何気ない日常に隠れる、小さな幸せ♡
夜風が“秋”の気配を連れてくる瞬間
日中はまだ暑いけど、夜風に秋の気配が混じったあの空気感。猛暑にやられっぱなしだったのに「あ、夏おわっちゃうな」なんてどこか名残惜しい気持ちがこみ上げてきたり。
夏って、大人になってもどこか特別なんだな~。
昔の夏ソング、不意打ちで心を撃ち抜かれる
街中で平成J-POPの夏ソングがふと流れてきた瞬間、思い出が一気にフラッシュバック。好きだった人、旅行の記憶、花火大会…。あの頃の自分に再会したみたいで胸がぎゅっとなる。
それと、夏は青春を求めて“懐メロ”聴きたくなりがち。
花火の“ドンッ”が胸にまで響く夜
ドンッ…ドドンッ……ってたびたび聞こえて「あ、花火やってるんだ」と急いでベランダから夜空を見渡したら、ちょっとだけ小さく見えてラッキー♡
「あと何回、エモい夏を過ごせるんだろう」と考えて…切ない
夏が終わりを迎えるたびに、時間の流れを意識してしまって「あと何回、こんな夏を過ごせるんだろう」って切なくなる。でも、大人になったからこそ味わえる“夏の青春”も必ずある!
ふとした瞬間に感じる夏のエモさ、共感できるものはありましたか? 今年の夏も、一瞬一瞬の景色ときらめき、そしてとのときの感情を大切に味わっていきたいですよね♡(Mai)