結構不満もあるんです。既婚者605人に聞いた、リアルなプロポーズ事情。

ドラマや漫画であるようなロマンティックなプロポーズ…憧れますか?

理想のプロポーズと現実は、どのくらい違うのか気になる人も多いはず。実際に結婚した人たちはどのようなプロポーズを行ったのか見てみましょう。

今回は、株式会社オーネットが全国の25歳~34歳の既婚男女605人(男性296名、女性309名)に行ったアンケートをもとに、リアルなプロポーズ事情を探っていきます。

 

ここが1位⁉「プロポーズされた場所」のランキング

 

【1位】自宅 26.6%

今回の調査者の中で4人に1人が自宅でプロポーズされたという結果になりました。自然体でいられる場所が一番良いという声も。また、コロナ禍で外出が減ったことが大きな要因となりそうです。お家デートが増えてくる中で一番タイミングがつかみやすいのが自宅という可能性大!? 

【2位】ホテル 14.2%

やはりプロポーズと言ったらおしゃれなホテルというイメージが多いのではないでしょうか。ベッドにバルーンや装飾があるとより一層ロマンティックな雰囲気になります! 自宅と同様2人きりの空間というのも、リラックスしてプロポーズできる要素と考えられそう。

【3位】レストラン 11.6%

こちらもプロポーズ定番の場所ですね! 食事をしながらサプライズでのプロポーズは憧れる女性も多いはず。夜景が見えるレストランはまさにドラマの主人公になった気分にさせてくれること間違いなしです。

ここまでで、上位3つを紹介してきました。1位は以外にも自宅が多いようです。やはり、コロナ禍でお家時間が増えたことと関係していると思います。一方でホテルやレストランといった定番のプロポーズスポットも根強い人気がありました! また、「プロポーズ自体なかった」「覚えていない」という人も多くいるという結果に驚きです。時代とともにプロポーズも変化しているといえますね。

 

男性は「プロポーズの言葉」はどうやって考えてるの? 

前の質問で実際にプロポーズした男性259名にプロポーズの言葉をどのように準備したか聞いた結果がこちら。

【1位】事前に自分で考えた 50.1%

約半分の男性が事前にプロポーズの言葉を考えていました! やはり、人生の一大イベントなので念入りに準備する男性も多いのではないでしょうか。たくさん考えてくれたと知ったら女性側もうれしい気持ちになりますね。 

【2位】その場で考えた 26.2%

4人に1人はその場で考えたという意外な結果になりました。自宅でのプロポーズが増えていることから、自然体でありのままの気持ちを伝える人が多くなっている可能性が高いのかも。素直な気持ちを伝えてくれるのはお互いが信頼しあっている証拠ともいえます。

【3位】ネット(SNS含む)検索 8.5%

1・2位と比べて割合は高くないものの一定数インターネットで調べる人がいることがわかりました。先人たちの知恵を得てプロポーズの言葉を考えるという人も。実際に成功した例を参考にしたらプロポーズの成功率もUPしそうですね!

ここでは、男性側がどのようにプロポーズの言葉を考えたのかを紹介してきました。事前に自分で考えるという人が一番多かったものの、その場で考える人が多いことがとても意外でした。また、ネットを活用する人も少なくないようです。どのような方法であれ、プロポーズの言葉は女性側にとって忘れられない思い出になります! 

 

リアルなプロポーズの感想は…

ここで、実際にプロポーズした(された)感想はとても気になるところ。

プロポーズ場所とプロポーズの言葉のそれぞれでピックアップしてお届けします!

〇プロポーズ場所の感想は…? 

男女ともに1位は「一般的な場所で満足だった」と、特別ではないシチュエーションだったもののそれでOK、という方が多くの回答を集めました。ただ、2位は「もう少し気の利いた場所であればよかった」で、女性のほうが男性より多め。3位の「理想とする素敵な場所だったので満足だった」が男性のほうが多いと考えると、やっぱり女性は理想が高めになる傾向があるようです。

〇プロポーズの言葉の感想は…? 

ここでは、プロポーズされた女性139人に対して男性からのプロポーズの言葉の感想を聞きました。

1位は「内容は覚えていないが気持ちが伝わったので満足だった」で、内容より気持ちが大切という声が多数。次いで「理想とするセリフだったので満足だった」とプロポーズのセリフに満足という回答が続きます。しかし、全体の約4人に1人が「もう少し気の利いたセリフを準備してほしかった」と不満に感じているようです。命運をわけるプロポーズの言葉は気持ちが相手に伝わることが重要なポイントですね

 

プロポーズがなかった人たちは…今、どう思ってる?

最後に「プロポーズ自体なかった」人たちはこれからプロポーズしたい(されたい)と思っているか聞いてみました! 

女性側は「可能であればプロポーズしたい(されたい)」と思っている人が一番多いようです。しかし、「特に関心がない」「不要である」と感じる人と僅差でした。人それぞれプロポーズに対する関心に差があることがわかります。

男性側は女性とは異なり「いまさら恥ずかしくてできない」という人が約39%と最も多い回答でした。やはり、男性側はしっかりとプロポーズすればよかったと感じている人が多いのかも。男女で大きく差が出る質問となりました。 

 


リアルなプロポーズ事情は理想と違う部分も多くみられる結果になりました! プロポーズの場所や言葉は一生記憶に残る大切な思い出。2人の関係性を発展させるターニングポイントとして、相手を思いやるプロポーズをすることが大切ですね。 

構成/こわたあや