【皮膚科医監修】最新ニキビケアのコツ4つ！予防からニキビ跡のケアまで

肌トラブル別・夏の終わりのデトックススキンケア

紫外線、猛暑、汗、食欲不振…etc. 夏は美肌の大敵が多く、無意識のうちに疲れが蓄積しがち。いつもよりちょっと肌の調子がイマイチ…そう感じたら、早めの対策が肝心です。そこで、肌悩み別のおすすめケアをCanCam10月号よりをご紹介！　今回は、ニキビケアのコツとおすすめコスメをまとめました！

カーディガン￥8,580・ワンピース￥10,450（SNIDEL HOME　ルミネ新宿2店〈SNIDEL HOME〉）　頭につけたリボン／スタイリスト私物

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皮膚科医藤巻あいら先生
PROFILE
ふじまきあいら／東京・六本木の美容皮膚科「今泉スキンクリニック」の医師。公式インスタグラム「@dr_aira_isc」では、スキンケアや美容医療の基礎知識が学べると話題！

「夏の強い紫外線は、肌表面の“角層”という部分にダメージを与えます。すると、肌内部で炎症が起きたり、肌の水分量が低下したり、肌のキメが乱れたりして、夏の終わりには肌あれが起きやすくなります」（藤巻先生）

また、暑さや汗、寝不足、食欲不振による栄養不足なども、少なからず肌あれの原因に。いつもより肌が乾燥するorベタつくといった少しの違いも、夏のダメージが肌に蓄積しているサインの可能性があるので、普段ケアの見直しを。

紫外線は、多くの肌トラブルの大敵！最近は残暑も厳しいので、10月までは「SPF50・PA+++」以上の日焼け止めを毎日使ってダメージを予防して。

紫外線ダメージによって角層の水分量が低下すると、肌のバリア機能もダウン。肌あれが起きやすくなります。
湿気が多い日も、保湿ケアはおざなりにしないで。

バクチオールとは、レチノールと似た働きが期待できる植物由来成分。低刺激で肌質を問わず使いやすく、毛穴、ニキビ、乾燥など、多くの肌あれに効果的なのも◎。

＼藤巻先生がプロデュースするバクチオール美容液／

ナイアシンアミドやビタミンC、ヒアルロン酸も配合。1本で幅広くケアできる美容液。リアンtokyo &DR. BAKU 30ml ￥7,920

夏ニキビの主な原因は、過剰に分泌され毛穴につまった皮脂や汚れ。
「CanCam世代は、ホルモンバランスの乱れもニキビの要因。原因が複雑なので、繰り返す場合は皮膚科で治療を。糖質過多な食生活も要因のひとつです」（藤巻先生）

ニキビ肌はゴシゴシ洗いが厳禁！　肌への負担となる摩擦が起き、さらに悪化しやすくなります。ふんわり濃密に泡立つ上に角質ケア効果も搭載された洗顔料を使えば、すっきり洗えてニキビができにくい肌環境に整います。

紫外線ダメージを受けた肌は乾燥しやすく、肌の潤いを守ろうとして皮脂を過剰に分泌し、ニキビができやすくなります。根本から立て直すには、肌の乾燥とベタつきを同時ケアできる化粧水＆乳液の使用が近道に。

世界では皮膚科診療のニキビ治療に使われていて、皮脂の過剰分泌の抑制、毛穴づまりの除去、アクネ菌の増殖の予防…and more！　天然由来で安全性が高いのに今あるニキビにもニキビ跡ケアにも効果的で、日本のスキンケアにもじわじわ取り入れられています。

ビタミンCはマルチな美肌成分として有名だけど、ナイアシンアミドには炎症を抑える働きが、レチノールには皮脂分泌や新陳代謝を整える作用があり、ニキビ予防からニキビ跡ケアまで幅広く効果的。併用もOK。同時配合された美容液を使うのが賢い手段です。