この秋は赤みブラウンで作る下まぶたグラデが旬♡
アイメイクは上まぶたを盛ってナンボ、と思っていませんか? マスク生活も長くなってきたこの秋は、抜きと盛りのバランスを見直すチャンス! シンプルなテクニックでトレンド感を演出できる“下まぶたコンシャス”メイクをご紹介します。
教えてくれたのは…ヘア&メイク 林 由香里さん
豊かな発想力で、色選びや合わせ方のテクニックなど、メイクの細部にまでセンスが光る! こなれ感たっぷりの洒落感メイクで幅広く活躍中。
下まぶたこそ、盛ったアイメイクを楽しめる!
「上まぶたに色をがっつり塗るとただ派手な印象に見えることもありますが、下まぶたは範囲が狭いので、しっかり盛ってもおしゃれ見えするんです。寒色シャドウやリキッドのラメなど、挑戦してみたいけど難しいと感じるものはまず下まぶたに塗ってみて。実は上まぶたに塗るより簡単! さらに、下まぶたをしっかりメイクすることで顔の重心が程よく下がり、頬の余白が埋まって見えるので小顔見せ効果も叶います」(林さん)
下まぶたのグラデは赤みブラウンシャドウが今っぽい!
この秋豊作の赤みブラウンシャドウも、下まぶたにのせて際立たせるのが今どき! 上下に広がるグラデーション塗りで、じんわりと赤みを効かせて。くすみカラーなので甘い印象になりすぎず、ほんのりモードな表情に。
■主役アイテム
a.赤みブラウンシャドウ
大人っぽく仕上がるビターなピンクブラウン。
■その他の使用アイテム
b.ピンクマスカラ
c.チーク
d.ベージュリップ
赤みブラウン下まぶたグラデフェイスの作り方
1.ブラウンシャドウをアイホール狭めに塗る
上まぶたはほんのりピンクを感じるブラウンのみで陰影を。aの右下をチップに取り、アイホール狭めに広げる。
2.赤みシャドウを下まぶた中央のキワに塗る
aの左上を細いチップに取り、目頭と目尻を⅓空けた下まぶた中央のキワに塗る。赤みをじんわりと発色させて。
3.薄モーヴで赤みシャドウをぼかす
aの左下をチップに取り、赤みシャドウをぼかすように、2で入れた範囲よりやや広めに重ねてグラデーションに。
4.アイシャドウ以外のパーツを仕上げる
マスカラもアイシャドウの色に合わせてbのピンク系を。上下まつげにたっぷり塗り、目元をピンクワントーンに。cの上下を混ぜて頬の内側に楕円形にふわっと広げて。ベージュカラーのdを唇全体に塗り、大人っぽい印象に。
完成♡
じんわり赤みブラウンのグラデでグッとこなれた秋顔に♡
撮影/MELON(TRON/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/奥富思誉里 モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/田中かほ里 構成/小嶋明恵 WEB構成/谷夏帆◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。