【今日のインサイト】勉強&試験に欠かせない“アレ”が折れると集中力ダウンに大きく影響するって、本当?

本日のインサイトは、「集中力」について。入学試験の真っ只中にいる学生さんや、資格試験を控えている人も多いですよね。

以前、Woman Insightで紹介した、メンタリスト・DaiGoさんの書籍『ちょっとした行動で未来を変える52のヒント』で、

「ナッツを食べると、集中力が回復する」

という内容がありました。クルミを習慣的に食べている人は、記憶力と集中力などの機能が高いという研究結果も出ているようです。

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ところで、勉強や試験が“ノッている”ときに、「集中力」を欠くことってありませんか? そうあれです。シャープペンの芯が“ポキッ”と折れるやつです。

筆者、イヤホンのコードが手に引っかかって耳から外れたり、ハンガーに掛けてある服がバサッと落ちるあれにも、ストレス感じる人間です。力が入ってるときって、何度もシャープペンの芯が折れたりして。それはもうストレス極まりない上に、集中力も一気に落ちてしまいますよね。しかも、それが二度三度続くともう……!!

こんなにイライラ集中力を欠いているのって、私だけ?と思ったら、あの文房具などを販売している『セブラ』さんが、

「実際にシャープペンの芯が折れると集中力にどれぐらい影響があるのか」を、脳波を使って科学的に検証する実験を行っていました。

実験参加者に脳波記録用電極を装着後、シャープペンを使って計算問題を解いてもらいました。シャープペンは従来のものと、比較としてゼブラから2014年11月12日に発売した、どれだけ力を込めても芯が折れないシャープペン『デルガード』を使用。計算問題に取り組んでいる最中にランダムに短い雑音を聞かせ、脳がどれくらい反応(注意散漫)するか、を脳波で計測しました。この実験では、集中していればしているほど「外界からの刺激(雑音)」に対して人間の脳が反応する度合いが小さくなることが予測されます。

で、こちらが実験風景。

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↑この状況で問題を解くって、けっこう集中力必要ですよね……。

実験の結果、従来のシャープペンを使って、何度も芯が折れる状況だと、雑音に対して脳が反応しやすく、集中力が低下することが判明したそう。

一方、『デルガード』を使って芯が全く折れない状態では、実験中に雑音がしても、脳は反応が薄く、集中を保っていたという結果に。

従来品と比べると、雑音に対する脳の反応は36%も抑えられているとか。シャープペン1本で、脳に及ぼす影響がこんなに変わってくるなんて……。

▼雑音に対する脳波反応

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▼雑音提示後100ms後の電位分布

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↑雑音提示後100ms後の電位分布

集中力を欠く状況が続くと、ストレスが蓄積していくのは容易に想像できます。ストレスのなかで実力を発揮できる人はそうそういませんから、たかがシャープペン……されどシャープペン……ってことで、集中力にここまで大きく影響するのであれば、少々高額でも、芯が折れないほうがいい!と思ってしまいます。

集中力が必要な試験では、筆記用具選びも“必勝の秘訣”のひとつかもしれませんね。気になる方は、店頭でその効果、ぜひ一度お試しを。(さとうのりこ)

【実施日】2014年12月1日
【実験参加者】高校3年生男子1名
【問題】マークシート式計算問題150問
※シャープペンシルは両条件とも、3回ノックして芯を出した状態で使用
【調査機関】株式会社NTTデータ経営研究所 情報未来研究センター

ゼブラ『デルガード』¥486
http://www.zebra.co.jp/

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