スタークルーズ社のカジュアルな客船「スーパースターアクエリアス」で、マレーシアの都市コタキナバルから、ユネスコ世界遺産でもあるフィリピンのプエルト・プリンセサにある地底河川国立公園へ行くツアーに参加した私。船内の施設やお料理についてご紹介しましたが、ついにプエルト・プリンセサに到着です！
★1本目→ お手軽・お値ごろなカジュアルクルーズで世界遺産を見に行ってみた(1)
★2本目→ お手軽・お値ごろなカジュアルクルーズで世界遺産を見に行ってみた(2)
★3本目→ お手軽・お値ごろなカジュアルクルーズで世界遺産を見に行ってみた(3)
フィリピンのパラワン島にあるこの都市、船から降りるときに簡単な入国手続きをします。といっても、私たちは船の出口で船内専用のIDカードを出すだけです。これだけでマレーシアからフィリピンに移動しているなんて、なんだか不思議な気分です。
船を下りて、まず見にいったのはイマキュレート・コンセプション大聖堂。このかわいい教会は内部も素敵。
この長方形のライトはシェルが貼られ、柔らかい光を演出しています。いちいちかわいい！
ショッピングセンターに寄りました。こちらは意外なほど近代的で、どこの国でも変わらないんだなぁと感じました。均一化する世界……！ なんちゃって。
個人的な興味でゲームコーナーに近づいてみると「鉄拳」や「DDR」がありました。どこの国でも人気なんですね！（日本よりはちょっと古い機種かな？）
さて、いよいよこちらの船に乗って「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」へ向かいます。
こんな感じで乗り込むので、多少濡れます。ビーチサンダルなど「濡れてもいい靴」というのは、ここで必要だったんですね。
いざ出発！ 約12人で１艘のボートに乗って地底河川国立公園へ向かいます。
この間はひたすら綺麗な海だったので割愛しまして、近づいてきました！
あの浜辺に到着するんですな！
「ヘイ、間もなく降りるぜ！」（と、言ったかどうかは定かではない）
次々と船から波打ち際に降ります。波がちょいちょいあるので、背の低い人はお尻近くまで濡れてしまったようです。
こんなに綺麗な海を見る余裕もなく、移動です！
つ、ついに来たのだ！ 
もくもくと歩く、ライフジャケット姿の私たち。
森を抜けるとそこは……ひっそりと輝く桃源郷？（いったことないけど……）
ヘルメットをかぶって再びボートに乗り込み、いよいよ地底河川国立公園へ入っていきます……！
……しまった、真っ暗であります！！ ここはまだ入り口近くでいいのですが、内部はあかりひとつない、リアル真っ暗です！
ライトの明かりがうまく照らされたときに唯一撮れたのがコチラ。長い長い洞窟内に流れる川を進んでいくこのツアー、実際はもっと真っ暗でガイドさんの説明に従って懐中電灯で照らされた部分のみが見えます。うっすらとした明かりに浮かぶ、不思議な形をした鍾乳洞が幻想的です！ コウモリと暗闇が神秘的な気分をさらに盛り上げてくれます。
長いこと地底河川公園を眺めて、ようやく戻ってきました！ この青い空とまぶしい太陽、先ほどの暗闇が夢だったかのよう。このギャップのすごさも衝撃的でした。
プエルト・プリンセサに唯一あるというホテルを通りがかりました。何もせず、のんびりすごすならこんなところに泊まるのもいいですね！
こうしてプエルト・プリンセサ地底河川国立公園の見学は終了！ また船に戻ってフィリピンを出港し、多いに食べ、飲み（笑）、一同コタキナバルへ戻り、日本へ帰国しました。
こうして船の旅を終えて思ったことは「船の旅、メチャ楽じゃん！」ということ。
飛行機で到着し、船に荷物を預けてしまえば、あとは客室に荷物を広げっぱなしで違う国に移動したり、戻ってこられたりするんです。荷物の移動がない、これはすごく大きなメリットだなと思います。
そして「移動時間が無駄にならない」。これも大きいですね。船で過ごす時間も、ショーを見たり、食事を楽しんだり、ショッピングをしたり、プールで泳いだり……好きなことができます。 身の回りで「プエルト・プリンセサに行った」という話は聞いたことがないので、こんなに手軽に行ける手段があったんだ……というのは驚きですし、船旅が手軽だとは行ってみるまでわかりませんでした。
気になるのはお値段ですが、この「スーパースターアクエリアス号」に乗るツアーは各旅行会社から発売されていて、驚くほどお手頃価格なんです。
例えば「ベストワンクルーズ」さんだと……
http://www.best1cruise.com/user_data/tokusyu/str_aqu_2014.php （アフィリエイトでもタイアップでもないので、安心してご覧ください）
どの旅でもそうですが、日程や人数、お部屋、コースによって値段は変動しますが、思っていたより安いですね！ 友達で行くにも家族で行くにも、安心して楽しめる船の旅。未体験のみなさんも、ぜひ挑戦してみてください！（安念美和子）
★1本目→ お手軽・お値ごろなカジュアルクルーズで世界遺産を見に行ってみた(1)
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