乃木坂46 山下美月の短期連載がスタート！ 妄想好きな一面に迫ります♡
20歳になって、ますます美しさに磨きがかかる美月。実は、根っからの妄想好き♡♡ お茶目で面白い〝素〟の美月に迫る短期連載がCanCam12月号でスタートしました！ 初回は「理想の休日」にまつわるあれこれを聞いてみましたよ！
─毎日忙しいと思うけれど、1日休みがあったら何して過ごしたい？
まるまる1日お休みだったら昔はお家にこもっていたけれど、ここ最近は必ず外に出るようにしています。映画を観に行ったり、歩くのが好きなので何も決めずに数駅歩いたり。信号、車、人が話している声とかの生活音が好きなので、音楽も聴かずただ歩くんです。ひとりでいろんなところに行くのが好きだけど、静かなところよりわちゃわちゃしているところのほうが好き。ひとりで静かなところにいると、仕事のこととか、これからの人生プランどうしようとか、ついつい自分のことについて考えてしまうから。まわりのザワザワがないと落ち着かないので、映画もお家にこもって観るよりも、ポップコーンとコーラを買って映画館で観るほうが好き。人の声や生活音がBGMみたいになって、逆になんだか頭がすっきりするんです。
─お家での過ごし方はどんな感じ？
寝るのが遅めなので昼の12時くらいに起きて軽くメイクをして、軽く朝ごはんをつまんで…。
─朝ごはんはパン派？ ごはん派？
朝はカレーかシウマイが食べたくなります。…これって、変わってますか？（笑）
レトルトカレーを温めてごはんにかけたり、シウマイを解凍してごはんの上にのせたり。だからごはん派かな？ 朝はいっぱい食べたい派です。その後は体のメンテナンスに行ったり、映画を観に行ったり。ひとり夜ごはんも全然嫌じゃないです。
─もし、もっと長いお休みがあったらどう過ごす？
温泉行きたいな～！ 旅行はいつも母と一緒に行っているけれど、最近ひとり旅をしてみたい気持ちが強くて。ニューヨークに行ってみたい。ミーハーな場所に惹かれるんです。写真のような景色を見てみたいし、そこで生きている人を見てみたい。英語は話せないんですけど、そういうときは私アドレナリンが出るんですよ！人見知りなので普段はそんなに積極的に話しかけるほうではないけれど、そういうときはしゃべれちゃうんです。前に友達と海外に行ったときに、夜遅い時間に乗ったタクシーの運転手さんがまったくしゃべらなくてちょっと怖かったのですが、最短距離でちゃんとホテルに送り届けてくれて。降りるときに「ありがとうございます。遅くまでお疲れさまです」ってiPhoneで訳して伝えたら喜んでくれました。そういうの、旅先だとなぜかできるんです。なんか、突拍子もないことをしてみたくなるんです。海外の美容院で髪を切ったりとか、ヒッチハイクとか！ え、ダメですか？（笑） いつか絶対やってみたいです！
─わりと、「ひとり好き」なんですね！
昔からひとり時間が大好きです。ひとりっ子だからかなぁ？ 中学生のときに電車とバスを乗り継いで3時間くらいかけて橋の上から川を見に行ったことがあったなぁ。ドラマに使われた橋なんですけれど、ドラマに憧れてというよりは純粋にその橋からの景色を見てみたかったんだと思う。たしか学校の模試帰りでした。疲れたときってそういうことしたくなっちゃいます。テスト前は寝ないで頑張るタイプだったので、終わった日はひとりでカラオケに行ったり、武道館にライブを観に行ったり。ひとりで思い切り好きなことをしてリセットしたいんだと思います。あんまり寂しいとか思わないんですよね。
あ、でも他人に興味がないとかじゃないですよ（笑）。夜歩いていると、仕事帰りのOLさんとすれ違ったり、ゴミ捨てに出てきた従業員さんを見かけたりしますよね。そういう、知らない人のふとした日常を見ると、あぁ、みんな同じように働いているんだなぁと思えて安心します。自分が生きている半径100m以内にもたくさん働いている人がいて、自分が今頑張って仕事をしていることは間違っていないんだなと思えるんです。
─休日に誰かと遊ぶとしたらどんなことをしたい？
誰かとごはんに行くのは好きです。学生時代の友達だったり、デビューしてからできた友達だったりいろいろ。人が普段どう生きているかにすごく興味があって、朝何時に起きて何を食べて、どういう生き方をしているのか気になっちゃう。自分の仕事は、ある意味普通とは違う特殊な仕事かもと思っているので、いろんな人の考え方を知っていつでも柔軟でいたいなと思っています。
─今は忙しいと思うけれど、いつかは叶えたいと妄想してる暮らしってある？
うーん、そうだなぁ…。理想をいうと、田舎でゴールデンレトリバーを飼って、畑を耕して野菜を作って、パンを焼いてご近所さんに配ったり。そんな田舎暮らしに憧れます。一生かけてひとつのことをやりきるというよりは、興味のあることにどんどん挑戦してみたい。人生のなかでいろんな生き方をしてみたいと思うんです。だから女優のお仕事で役作りのためにいろんな人の話を聞いたり、いろんな仕事について調べたりするのは大好き。知るほどにその仕事やそこで働く人たちのことが好きになるし、好きなものが増えるのはうれしいですよね！
撮影／須江隆治（See） スタイリスト／安藤真由美 ヘア＆メイク／美舟（SIGNO） モデル／山下美月（本誌専属） 構成／木村 晶
