「かわいいね」「キレイだね」って褒め言葉も、もちろんうれしいけど、メンズに「色っぽいね」って言われるとテンション上がるし、“私に気があるのかな”なんて期待が膨らみますよね。
そんな、今どきの色っぽ顔を作らせたらこの方の右に出るものはない!といわれている、ヘア&メークアップアーティストの中野明海さんが『AneCan』12月号に登場!
盛りすぎていないのに、薄すぎない。絶妙な大人かわいい“色っぽメイク”。この冬、マスターしましょう!
■「目元」は、ブラウン系で、アイラインは2本使い!
ブラウン系のアイシャドウ2色、アイライナー2本を使って、目の形を丸く作り、やんわりとした印象の目元に仕上げます。
「まつげをあえて上げず、ちょっと眠たいくらいの目元……、これが意外にゆるっと色っぽいまなざしを作ってくれるんです。とはいえ、ラインで目のキワの引き締めはマスト。目頭側2/3を暗いブラウンで太めに、目尻側1/3を明るいブラウンで細く引くと目が丸く見え、まろやかな吸引力のある目元に」(中野さん)
【How To Make-up】
1.ソフトなブラウンをアイホールより広めに入れ、二重幅に濃いめのブラウンを。
2.目のキワは、目頭側2/3にダークブラウンのアイライナーペンシルで太めにラインを引き、明るいブラウンのアイライナーペンシルを目尻側1/3に細く入れて引き締めま
■「眉」は、アイブロウカラー→アイブロウペンシルの順で
眉は“超ナチュラルなウブ感”を出すために、アイブロウカラーで眉をカラーリングしてから、足りない部分をペンシルで埋めます。
「今っぽい、抜け感のある“色っぽ顔”には、ピュアな眉が欠かせません。もともと眉がしっかりある人は、アイブロウマスカラだけでもいいくらい。ちなみに色は明るすぎるとギャルっぽくなるので、自然なニュアンスのチョコレートブラウンがベストです」(中野さん)
【How To Make-up】
1.アイブロウカラーで最初に眉をカラーリング。
2.毛の足りない部分を極細アイブロウペンシルで、1本1本描きます。少しずつていねいに埋めるのがポイント。
■「頬」は、高めの位置に2つのチークを重ねづけ
チークも2種類を用意。質感と色が異なる2つを重ねづけすることで、上気したような頬に仕上がり、ほてったような色っぽさが演出できます。
「お酒に酔ったときや、照れて頬がポッと染まった瞬間を意識して、目の下から指1本分離れた高めの位置に入れるのがポイント。ほんのり赤らんだ上気感が、女のコを最高に色っぽく見せてくれます」(中野さん)
【How To Make-up】
1.内側の白目の下あたり、そして下まぶたから指1本分あけた位置からコーラルピンクのパウダーチークを楕円形に入れます。
2.内側だけに同系色のクリームチークを重ねて、みずみずしさをプラス。
■「唇」は、絶対的なキレイを実現するベージュピンク!
ヌーディで女らしい印象を与えるベージュピンクは、どんな女性にもぴったりなじむカラー。温かみがあり、ほんのり色っぽさをプラスしてくれます。
「主張しすぎないのに、ほんのり血色感があって、温かみのある優しい女らしさが出せる。それがベージュピンクならではの魅力。そして顔の印象をとても品よく見せてくれるから秘めた色気にもつながる気がします」(中野さん)
【How To Make-up】
1.スティックで直塗りして、唇全体になじませます。そのとき、上唇のみややオーバー気味になじませると、ふくよかな唇に見え、色っぽさがアップします。
中野さん発の色気を感じさせるメイクは、難しいテクニックは必要なし。アイテムの使い方を少し工夫して、色っぽさを感じさせるカラーをチョイスすれば、簡単に“色っぽメイク”になれちゃいます。勝負のシーンで、ぜひ取り入れてみては?(さとうのりこ)
(『AneCan』2014年12月号)
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