もうすぐクリスマス。
街も浮き足立ってきた感じがしませんか？
そんな気分に欠かせないのがそう、街からもテレビからも流れ始めてくる「クリスマスソング」です。
そんな中発表されたのが、音楽情報誌『ＣＤ＆ＤＬでーた』が調査した人気クリスマスソングランキング。
でね、このランキングを眺めていたら、ある法則を発見したんですよ。
まずは人気トップ10を順にご紹介していきますね。
第１位『クリスマス・イブ』山下達郎
言わずと知れた超ド定番クリスマスソングですが、その歌詞はなんとも鬱展開なのはみなさんご存知のところ。
そう、思う相手がクリスマスに来てくれなくて、未練あるよー寂しいよーという状況が歌われています。
＊歌唱、作詞ともに男性
第２位『ラスト・クリスマス』ワム！
POPなサウンドと反比例するように、乗せられた歌詞は、去年のクリスマスにふられたことへの未練。今年こそは愛する人と過ごしたいという悲しきラブソングです。
＊歌唱、作詞ともに男性
第３位『恋人たちのクリスマス』マライア・キャリー
聴くだけでテンションが上がるメロディーですが、こちらは歌詞もテンションも高し！ クリスマスに欲しいのはあなた、とストレートな愛のメッセージが詰まっています。
＊歌唱、作詞ともに女性
第４位『いつかのメリークリスマス』B’z
昔の彼女とのクリスマスの思い出を、切々と歌い上げる珠玉のバラード。
＊歌唱、作詞ともに男性。
第５位『恋人がサンタクロース』松任谷由実
恋人をサンタクロースに見立てた、聴くだけでハッピー気分になれるラブソング。
＊歌唱、作詞ともに女性。
第６位『クリスマスキャロルの頃には』稲垣潤一
クリスマスに別れを決意しようとしている男心を、哀愁ただようメロディーで歌い上げる。
＊歌唱、作詞ともに男性。
第７位『ハッピー・クリスマス (戦争は終った)』ジョン・レノン＆オノ・ヨーコ
ラブ＆ピースな世界的カップルによる反戦ソング。
＊歌唱は男女、作詞は男性
第８位『白い恋人達』桑田佳祐
再びあのときめきを感じたいという、過去に思いを馳せる壮大なラブバラード。
＊歌唱、作詞ともに男性。
第９位『メリクリ』BoA
冬の寒さの繊細な描写にふっと入り込む、愛する人のぬくもりを感じる柔らかな恋人たちの恋模様。
＊歌唱は女性、作詞は男性。
第10位『すてきなホリデイ』竹内まりや
これから迎えるクリスマスをウキウキ気分で待ち受ける心境が、キッチュで楽しげなメロディとともに表現されたナンバー。
＊歌唱、作詞ともに女性。
どうでしたか？ 何か見えてくるものはありませんか？
男性によるクリスマスソングのキーワードは、『未練』『過去』『別れ』『ひとり』『思い出』などと、どこか悲しく後ろ向きなイメージが多いのですが、
対して女性によるクリスマスソングのキーワードは、『恋人』『会いたい』『デート』『熱愛』『未来』などと、前向きでハッピーなイメージばかり。
これはひょっとしたら、クリスマスに対しての男女のモチベーションの違いなのでは？なんて思うのでありましたが、みなさんはどうお感じになりましたか？（吉田奈美）
＊以下ランキングデータ
音楽情報誌『ＣＤ＆ＤＬでーた』（編集長：松林大介）による調査。１（調査期間：２０１４年１０月６日～１０月７日、調査対象10～60代の男女、有効回答者数 12427人）
●あなたが１番好きな「クリスマスソング」は？ 総合ランキングＴＯＰ２０
１位：クリスマス・イブ／山下達郎
２位：ラスト・クリスマス／ワム！
３位：恋人たちのクリスマス／マライア・キャリー
４位：いつかのメリークリスマス／B’z
５位：恋人がサンタクロース／松任谷由実
６位：クリスマスキャロルの頃には／稲垣潤一
７位：ハッピー・クリスマス (戦争は終った)／ジョン・レノン＆オノ・ヨーコ
８位：白い恋人達／桑田佳祐
９位：メリクリ／BoA
１０位：すてきなホリデイ／竹内まりや
１１位：サイレント・イヴ／辛島美登里
１２位：Hurry Xmas／L’Arc～en～Ciel
１３位：LAST CHRISTMAS／EXILE
１４位：Merry Christmas Mr.Lawrence／坂本龍一
１５位：WINTER SONG／WINTER SONG
１６位：Merry Christmas／BUMP OF CHICKEN
１７位：WISH／嵐
１８位：シンデレラ・クリスマス／KinKi Kids
１９位：サンタさん／ももいろクローバーZ
２０位：White Love／SPEED
２０位：チキンライス／浜田雅功と槇原敬之
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