女性の部屋の中で大部分を占める「服」。シーズンごとに増えていく服が、クローゼットに収まりきらない!と嘆いている方も多いのでは?
「たくさんあっても困らないから」と、どんどん増えていく服ですが、実際に着ている服って、だいたい決まっているはず。
そこで、「服をどうにかして減らしたい!」という人に朗報! 『AneCan』10月号、ファッションデザイナー横森美奈子さんが指導の「“服”を捨てるセンスの磨き方」から、“捨てる服の見極め方”の6つのポイントを教えます。
<捨てる服の見極めポイント6>
【1】今後目指したいファッションのテイストを再確認
まず、服を捨てる大きな基準は「なりたいテイストに必要か否か」。状態が良くても、自分が目指したいライフスタイルやファッションのテイストなどの方向性と会わなければ、持ち続けていても無意味です。
【2】“着られるか”ではなく、“似合うか”を優先
捨てられない人ほど、「使い勝手のいい基本色だから」「定番の形だから」と、“色や形”など服のスペックで選びがち。どんな服でも、“実際に着て自分が素敵に見えるか”など、イメージや質感などの感覚で判断するのが重要!
【3】「今、着たい」服のみの残す!
TPOに合った服を着ることは大切ですが、「○○なら着てもいいかも」など、希望的観測で考えるのは、本当に着たいと思っていない証拠。訪れるか分からないシーンに備えるのは、収納場所がもったいないですよ。
【4】年齢を重ねるごとに着る服もアップデート
“過去の栄光”は捨て、今の自分と向き合うこと。特に女性は、30歳前後を境に似合う色やシルエットが変わってきます。20代半ばの頃の記憶にある「私は○○が似合う」という思い込みを捨て、今の自分に似合うものを冷静に判断しましょう。
【5】人生の中で同じ流行は繰り返さない
「いつかまた流行るかも」と思って手放せない服はありませんか? “流行は繰り返す”とよく聞く言葉ですが、全く同じように流行るわけではありません。次に流行る時に着ても“昔”を引きずっている人にしか見えないので、取っておいても無駄な場合も。
【6】高くても着てない服には価値はなし
値段が高かった服、憧れのブランドの服など、買った時は価値が高かったものでも、今着ていないor着られないなら、残念ながら価値はありません。自己満足のために持ち続けてクローゼットにしまい込んでいる服は、この機会にサヨナラを。
ファッションデザイナー横森美奈子さんから学ぶ、“捨てる服の見極めポイント”は、「今と未来の自分に必要な服を、客観的な視点で見極める」ということのようです。片付け上手な私の母いわく、「“新しい服を買ったら、タンスの古い服をひとつ捨てる”を繰り返せば、無駄に服は増えない」とのこと。全く持ってその通り。時はちょうど衣替えのシーズン。皆さんもぜひ実践を!(さとうのりこ)
★「生活雑貨」を捨てる見極めはコチラ!→ なんとなく増える「生活雑貨」の捨てる見極めポイント6つ
(『AneCan』2014年10月号)
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