メイクの仕上がりは、“道具”によって左右されるもの。実は高度なメイクテクニックがなくても、使い勝手のよいメイク道具を使えばいいんです。
秋冬に向けて活躍の場が広がりそうなのが、“スポンジ”。「リキッドファンデーションはブラシでつける」のが主流かと思いきや、最近、スポンジが再び注目を浴びています。「なぜスポンジ? 今までもあったのに」と思う方もいるはず。
でも、こだわって作られたスポンジを選んで使えば、仕上がりのツヤ感が抜群に美しい! そして、テクニックがなくてもムラになりにくい! という2つの大きなメリットが。
スポンジームの火付け役は、「シュウ ウエムラ」から発売されている“雪だるま”のようなスポンジ。こんなにかさばってたら使いにくいのでは?と思われそうですが、これが本当に使いやすいのだとか。
『Precious』10月号では、他にも「ディオール」の円すい形、「ランコム」のしずく形もおすすめしています。
●ランコム スポンジ デ ミラク(¥900)[写真右]
一見、普通にあったよね?と思ってしまいますが、表面のキメの細かさ、適度な厚みがもたらす弾力、さまざまな角度に対応できるよう考え抜かれた形が秀逸。普通に見えて普通じゃない、考え抜かれた形は、目の際や小鼻のくぼみなど、細かい部分にもピタリとはまります。
●シュウ ウエムラ ザ・ライトバルブ スポンジ(¥1,200)[写真中央]
頭がちょっぴりとがった雪だるまのような形で、見た目はユニークながら、画期的かつ使い勝手のよい形は、日本の職人ワザを見るかのよう! 頬などの広い面は大きな円形の曲面で、細かい部分はとがった小さな円形を使って、滑らす・押さえる・たたき込むのつけ方で、ほれぼれする理想のツヤ肌が完成します。
●パルファン・クリスチャン・ディオール スター フルイド スポンジ(¥800)[写真左]
写真ではわかりにくいのですが、こちら、円すい状のスポンジ。絶妙の形と弾力で、肌の面や顔のパーツのあらゆる凸凹にピタリとフィット。ツヤのある若々しいプロ級の仕上りが、驚くほど簡単に手に入ります。先端のとがり具合がとにかく絶妙で、目の際までノンストレスなのは嬉しい!
ファンデーションを買うとついてくる付属の薄いタイプより、スポンジはある程度の“厚さ”と“弾力”があったほうが、仕上がりの肌に効果を発揮します。リキッドファンデーションをうまく使いこなせない人は、一度、これらのようなスポンジを選んでみてはいかがですか?(さとうのりこ)
(『Precious』2014年10月号)
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