『CanCam』11月号で提案している今秋のヘアトレンドは、「重い」「軽い」「艶」のストレート! ただのストレートヘアのように見せて、毛先やトップにちょっとしたひと手間を加えているので、まっすぐ過ぎずにフェミニンなやわらかさを感じさせるヘア。艶が映えて上品なので、メンズ受けもばっちり!
“ベースが重くて質感が軽い”ニュアンスストレートになれるポイントは、たった4つ!
【POINT1】“ヘアアイロンをすべらせて”艶を出す
ストレートの一番の魅力はなんといっても「髪の艶」! 表面に一度ヘアアイロンをすべらせるだけでキューティクルが整い、完璧な艶ストレートに仕上がります。【POINT2】“クリーム”でニュアンスをつける
内巻きにした毛先は、クリームをもみ込んで軽く崩します。野暮ったく見えがちなストレートヘアも、このひと手間でラフなニュアンスがついて、程よいこなれ感が加わります。【POINT3】“スプレー”で隙間を作る
毛束を少しつまんでスプレーをシュッ。ところどころこうすると、ランダムな束感が重なって隙間ができます。シンプルなシルエットですが、この隙間がアクセントに!【POINT4】“ワンカール巻き”で立体感を出す
毛先に丸みをつけると、奥行きが生まれて立体的に見えます。ヘアアイロンで内巻きにし、ふわっとした毛先を作るだけで、断然かわいくなれます。
<プロセス>
(1)髪を乾かす段階で、ある程度フォルムを作っておきます。トップは根元を立たせ、毛先は指でつまんで、まっすぐになるように乾かします。
(2)表面に艶を出すため、毛先の根元から軽くアイロンで挟み、そのまま中間部分まですべらせます。
(3)毛先を内側にワンカールさせてから、アイロンをゆっくりすべらせて抜く。
プロセス(2)~(3)を繰り返し、全体を艶のある内巻きにしていきます。
(4)全体を巻き終ったら、トップの毛束をとり、毛先を逃がしつつ根元へと巻き上げます。3秒たったら離して、ふわっとさせます。
(5)手のひらにクリームをのばし、髪表面のストレート部分は手ぐしで、毛先のカール部分はもみ込むようになじませます。
(6)表面に毛束をつけるため、毛束を少しつまんで髪の間にスプレーを吹き付けます。ランダムに作った束が重なって、程よい隙間ができます。
“髪に表情が生まれる”、この重・軽・艶ストレート、実は、スタイリングの基本。必要なアイテムは、32mmヘアアイロン、クリーム(スタイルをキープするタイプ)、スプレー(固まらないタイプ)の3つ。慣れれば5分で出来る簡単テクです!(さとうのりこ)
(『CanCam』2014年11月号)
【あわせて読みたい】
※簡単&定番のハーフアップを「大人色っぽく」仕上げるレングス別ヘアアレンジ
※【モテ・ヘアアレンジ】簡単にできる、シーン別“ポニーテール”3タイプ