肉好き必見!牛の部位の特徴と、それを活かした料理をご紹介!!

みんなー! 肉は好きかー!! お肉、おいしいですよね。ステーキや焼き肉、たまりませんね……でも、せっかくお肉をおいしくいただくなら、部位の特徴や格付け、話題の熟成肉などに関する知識は必須!

『Precious』5月号では「牛肉をよりおいしく楽しむための知っておくべき基礎知識」を特集。今回はまず、各部位の特徴を徹底解剖します!

 

肉好き必見!牛の部位の特徴と、それを活かした料理をご紹介!!

【1】薄切りにしてすき焼きやしゃぶしゃぶに『肩ロース』
きめが細かくやわらかいので、広い範囲の牛肉料理に向いています。やや厚切りにすれば、上カルビなど焼肉にも。

【2】とにかくやわらかい希少部位!『ザブトン』
肩ロースの芯の部分。うま味成分が濃いめで、味は濃厚です。わさびで食べるのがオススメ! 名前は、この肉の形が座布団に似ていることから由来しています。

【3】ヒレやサーロインと並ぶ上質な部位!『リブロース』
通常、ロースと呼ばれる最も厚みのある部分。霜降りになりやすいところです。まさにうま味が詰まった部位!

【4】ステーキ向きとしておなじみの部位!『サーロイン』
やわらかく霜降りが多いので、どんな焼き加減にも対応できます。肉本来の味を楽しむことができ、ローストビーフにも最適。

【5】一頭からの割合はわずか3%ほど『ヒレ』
他の部位と比較して、最も運動をしない筋肉なので、一番やわらかくなっています。加熱し過ぎないのがポイント!

【6】ヒレの中でも最もやわらかい『シャトーブリアン』
希少なヒレの中でも、中央に位置する最上級部位。ヒレはなかなか霜降りになりませんが、ここだけは例外なんです!

【7】赤身と霜降りが融合する“通”好みの味わい『イチボ』
モモ系の部位の中で一番霜降りの多いところ。なんと名前の由来は、H-Bornからなまって、イチボなんですよ!

【8】サシが少なくローカロリー『ハラミ』
胸と腹を仕切っている横隔膜の背中側の筋肉。焼肉の定番的存在で、肉汁があふれてくるほどのジューシーさ!

【9】あっさりした赤身は霜降りが苦手な人向き『ランプ』
おしりに近いモモ肉の、特にやわらかい部分。ステーキとしておなじみです。脂分が少なく、大人の女性にオススメですよ。

【10】カルビで知られる濃厚な味わい『トモバラ』
通常、バラと呼ばれていて脂のよく入った部位です。カルビに多く使われるほかは、シチューなどにも適しています。

【11】焼いてもかたくならないとろけるような食感『トモサンカク』
モモの一部で、一頭の牛から約2kgしかとれません。モモ肉にコクを加えた甘さのある霜降り肉なので、焼肉で食べるのがオススメです。

 

今回は基本的な、割とよく知られている部位たちをご紹介しました。どれも名前はよく知られていますが、いざ説明してと言われると難しいものだったりしますよね。

ぜひこれらを覚えて、これまでよりもさらにおいしく、牛肉を味わってくださいね!(鈴木 梢)

Precious2014年5月号表紙 (『Precious』2014年5月号)

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