『Oggi』5月号で、おしゃれプロ4人が、それぞれの個人の事情─“小柄”、“長身”、“オークル肌”、“超ベーシック派”─を踏まえて行きついた「キレイ色の奥義」を伝授!
「キレイ色」とは、自分の魅力を高めてくれるカラー。短所だと思っていたものが、自分らしさを表現するための強みになる。それをバックアップしてくれるカラーとも言えます。そんな4人の悩みとキレイ色の取り入れ方を見ていきましょう。
スタイリスト・佐藤佳菜子さん
小柄(155cm)な私のマイルールは……
「体が小さいからこそできるおしゃれを探します。だから、逆にメリットととらえて、色は思い切って投入します」
\例えばこんなコーデ/
●一見難易度の高そうな「フューシャピンクのブラウス」×白パンツも、グレーの小物やニットを腰に巻いて2色をつなぐことで、着こなし全体に深みが出て、大人っぽさがプラス!
●「ブルー×白のボーダー柄トップス」を着るとき、ブルーを1か所にだけ集中させず、トップスのブルーと靴をリンクさせるなど、小さな体のあちこちに少しずつ色を散らしてブルーを印象的に見せるのがコツ!
「ウィム ガゼット 青山店」ショッププレス・二神恵理子さん
長身(170cm)な私のマイルールは…
「キレイ色を着たときに、圧迫感を与えないことが課題。だから、分量や全身バランスを考慮しながら取り入れます」
\例えばこんなコーデ/
●「ピンクベージュのVニット」を主役にするときは、パンツはコーデュロイなどソフトな素材感の“オフ白”でまとめ、パイソンバッグやブレスレッドのじゃらづけなど、個性的な小物でメリハリを!
●今季注目色ブルーの取り入れ方は、“Iラインシルエット×同トーン”が二神さん流。「シャンブレーブルーのトップス」中心にコーデを考えるなら、同じブルー系のタイトスカートで、長身をすらりと強調する輪郭づくりがポイント!
Oggi編集部・加藤真実さん
オークル肌な私のマイルールは……
「キレイ色の服を買うときは必ず、イエローベースな私の肌色をキレイに見せてくれるかをいちばんに考えます」
\例えばこんなコーデ/
●オークル肌の悩みは、いかに肌色がキレイに見えるカラーのトップスを選ぶか。加藤さんいわく、「黄味がかった淡ピンクのニット」が鉄板のキレイ色だとか。さらに、ニット素材やとろみ感、光沢など、素材感に表情があるものを選ぶのがマスト。白パンツに合わせて、全身の明度アップを狙います。
スタイリスト・縄田恵理さん
超ベーシック派な私のマイルールは……
「今季のワードローブカラーは、黒、紺、グレーが中心。辛口モードなテイストで着たいからキレイ色は寒色です」
\例えばこんなコーデ/
●ベーシックな着こなしで、「アズールブルーのニット」のワントップ&黒ボトムのワンボトムだと、ブルーが映えるよりも“目立ちすぎる”という結果に。キレイ色の印象を生かすため、紺×白のチェックシャツでつないで奥行きを出すとgood!
いつものコーデがなんだかしっくりこない……、どこかぼんやりした印象になる……など、コーディネートに悩みがある人は、パーソナルカラーに出合えていない可能性が。「この色、素敵!」と思ったら、臆せずトライをして、自分の「キレイ色」を見つけてみてくださいね。(さとうのりこ)
(『Oggi』2014年5月号)
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