映画女優にも劣らない?ドラマ女優たちの年収&ギャラ事情

ハリウッドをはじめとする映画界で活躍中の“映画女優”と呼ばれるスターたち。「映画女優ってすごく稼いでいそう……」といったイメージを持って当然ですが、もしかしたらその考え、古いかも!?

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(c)shutterstock.com

 

◆映画女優と比べてどう?「ドラマ女優」たちの年収&ギャラ事情

米経済誌『フォーブス』調べによると、2015~2016年にかけて「世界で最も稼いだ“ドラマ女優”」は、年収4,300万ドル(約49億円)のソフィア・ベルガラさんで、一方の“映画女優”は年収4,600万ドル(約52億円)のジェニファー・ローレンスさん。

ただし、ソフィア・ベルガラさんの4,300万ドルの大半を占めるのは、出演ドラマ『モダン・ファミリー』のギャラではなく、化粧品メーカーなどとのスポンサー契約によるもの。単純に出演料の高いドラマ女優はと言うと、年収2,450万ドル(約28億円)で第2位のケイリー・クオコさん(『ビッグバン★セオリー』)で、“1話あたり100万ドル(約1億1400万円)”のギャラ! 同ドラマが1シーズン24話あるので、年収のほとんどが出演料によるものだと計算できます。

 

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「スキャンダル シーズン3」(c) ABC Studios

ちなみに、同ランキングで彼女たちに続くのは、第6位のケリー・ワシントンさん(『スキャンダル』)で1,350万ドル(約15億4000万円)、第7位のスタナ・カティックさん(『キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿』)が1,200万ドル(約13億6800万円)、第8位のプリヤンカー・チョープラーさん(『クワンティコ/FBIアカデミーの真実』)が1,100万ドル(約12億5400万円)でランクイン。

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「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」(c) ABC Studios

日本でも人気のシリーズに出演するドラマ女優たちがしっかり上位にランクインし、年収面でも存在感を放っていると言えますよね。

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「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」(c) 2015 ABC Studios

 

ここで、映画女優とドラマ女優を比較してみると、サンドラ・ブロックさんは『ゼロ・グラビティ』で5,100万ドル(約57億円)を稼いでいますが、これは映画の興行収入からの分配金を出演料とする契約が吉と出た成功例。撮影前に提示された額だと、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』のスカーレット・ヨハンソンさんの2,000万ドル(約22億円)と言われています。

“映画1本=2000万ドル(約22億円)”と“1シーズン24話=2400万ドル(約27億円)”を比較するのはちょっと乱暴かもしれませんが、それでもドラマ女優の出演料が映画女優の契約に劣る……とは、もはや言い切れない状況かも?(さとう のりこ)

*情報提供:全国無料のBSテレビ局・Dlife開局5周年アニバーサリー企画「海外ドラマ SO!選挙」より

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