カトパン「さんまさんから突っ込まれて変わった」フジテレビ時代を語る

等身大の働くアラサー女子であり、7年半にわたって朝の顔としてテレビから笑顔を届けてくれた、カトパンこと加藤綾子さん。フジテレビを退社して約半年。初のエッセイ『あさえがお』(小学館)が11月16日に発売されます。

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10月27日に行われた小学館新企画発表会に登場した加藤さんは、エッセイを出すまでの経緯をこう語りました。

「フジテレビアナウンサー時代は、自分を語る機会はあまりありませんでした。本を出すご提案をいただいたとき、そこに書いてあった『笑顔』というキーワードにハッとして。自分なりに笑顔について振り返ってみたいと思い、書くことを決めました。

毎朝2時、3時に起きて、生放送でカメラの前に立つことを7年半。大変なことは多かったけれど、どうして笑顔でいられたかというと、周囲のみなさんからいただいた言葉があったから。明石家さんまさん、音大時代の先生、仕事を通じて会った方々、そして母親の言葉……。それらの言葉と、読んだ本から心に響いたフレーズをメモしていた私は、上手く笑えないとき、このメモに支えられ、自分の心を奮い立たせてきました」

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初エッセイ『あさえがお』では、カトパンの子供のときから現在までをたどりながら、心に響いた言葉33を紹介しています。

たとえば、落ち込んだときに先輩アナウンサーに言われた「雑音は聞き流していいんだよ」という言葉で救われたこと。「なんやねん、かっこつけやがって」と、さんまさんに突っ込んでもらえたことで、力が抜けて自分らしいコメントができるようになったこと。毎日の笑顔には、多くの人の支えと、それを感じ取るカトパンの心のアンテナがあったことが、この本からよくわかります。

そのほか、ココ・シャネル、オードリー・ヘプバーン、吉田松陰や松下幸之助といった歴史的有名人の言葉も引用しながら、自身の生き方にどう反映させているか、素直な言葉で語られています。

「新しいスタートを切った自分の思いをすべて、つめこみました。同年代の働く女性はもちろん、年代性別をこえて、たくさんの方に読んでいただけたら」というカトパン。仕事に悩んだとき、恋愛がうまくいかないとき、心の処方箋になってくれそうな一冊です。

なお、この本を書いた経緯を振り返りながら、今感じている仕事の楽しさ、今の笑顔の源などは、11月28日発売の『Oggi』1月号に掲載予定。 こちらもお見逃しなく!(南 ゆかり)

『あさえがお こころのハンドルをぎゅっとにぎる33の言葉』
著/加藤綾子 本体1,200円+税 2016年11月16日発売 小学館

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