毎年このくらいの季節になると、1着は購入を検討するのが「コート」。
一度買うとかなりの頻度で着るだけに、本当に似合う1着だけを選びたいものです。
「防寒性は必須だけど、通勤電車で蒸されるのはイヤ」「着るだけで気分が上がるカラーコートも気になる」「とにかく着回せるコートが欲しい」と、コートへの願いは人さまざま。
そこで、女性ファッション誌『Oggi』編集部が徹底検証してセレクトした、本当に素敵なコートコレクションを『Oggi』12月号よりご紹介します。
【1】まずトレンドを買うなら、「程ゆるベルテッドコート」!
今季いちばんのトレンドコートといえば、「体が泳ぐ大きめシルエット」+「ベルト」のコート。コート自体に程よい迫力が漂うので、無造作にはおるだけでサマになります。さらにベルトをキュッと結ぶことでエレガントにも着られるので、働く女子が持ってたら使えること間t義骸なしのコート。ベルテッドコートの結び目はサイドに寄せると、おしゃれな印象になります。
モデル着用コート
¥166,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店<プロタゴニスト>)
【2】大きめシルエットコートをスタイルアップして着る方法
今年っぽい「ゆるっと大きめシルエット」は、太って見えないか心配……という方もいるはず。そんなときは、全身をカラーグラデーションにして、縦のラインを強調するとほっそり見えが叶います。たとえばグレーのコートを着るなら、ストールからブーツまで、グレートーンで色調を統一することで、ぐっと洗練されてスタイルアップできます。
モデル着用コート
¥52,000(スタニングルアー 青山店<スタニングルアー>)
【3】週3で着回したいなら、グレーチェスターコートがベスト。
とにかく着回し力重視で選ぶなら、キリッと通勤スタイルに映えて、かつこなれ感もあるチェスターコートが断然おすすめです。定番黒やネイビーも使えるけれど、日本人の肌色と相性が良く、他の服との合わせを選ばないのは、やっぱりグレー。
きちんと「辛口のスーツ」からカジュアルな「デニム」まで、オンオフのおしゃれに幅があるなら、どっちのテイストでもサマになるチャコールグレーがおすすめ。
一方、「チェスターコートは使えると聞くけど、ハンサムな印象になりすぎないか心配……」というきれいめ派さんは、凛々しさと女性らしさを両立する「ライトグレー」がおすすめです。
モデル着用コート
チャコールグレー ¥62,000(カリテ スケープ コレド日本橋店<カリテ>)
ライトグレー ¥79,000(Theory)
【4】大人がきれい色を選ぶなら、ニュアンスパステルカラーを。
つい暗い色を選びがちな冬の服。そんな街で、品よく映えて気持ちも高めてくれるきれい色が気になる……。けれど、ちょっと選び方を間違えると、なんだかイタい印象になったり、安っぽく見えたりしてしまいがち。そこでおすすめは、意外と合わせる色を選ばない「アイシーブルー」。チェスターコートを選ぶと、より通勤にも使いやすいのでおすすめ。
他にも、ほぼグレー感覚で使える、ほんのりラベンダー色や、品よく着られるグレイッシュピンクもおすすめ。
モデル着用コート
¥36,000(ジュエルチェンジズ 横浜店<ジュエルチェンジズ>)
「コート姿が素敵な人」は、冬のおしゃれを制したも同然。
是非あなたに似合う一着、探しに行ってみてくださいね。(後藤香織)
★詳しくは『Oggi』2016年12月号(小学館)に掲載
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