着回し力最強!オンにもオフにも、定番グレーパンツが超使える!

ひとつ自分に合って、着回せるパンツがあると、ぐっと毎日のコーディネートを底上げしてくれるものです。
定番のデニムやトレンドのガウチョパンツもいいけれど、あえてベーシックに回帰して、きちんとした「グレーパンツ」が思ったよりも使える、ということ、ご存じでしょうか?

ベーシックな服でつくるおしゃれを得意とするスタイリストの金子綾さんが提案する、「グレーパンツ」の着こなしを『Oggi』7月号よりご紹介します。

今回着回すパンツは、「Theory」のセンタープレスグレーパンツ。
ももは自然にフィットして、ひざ下は細くまっすぐに伸びるシルエット。体に自然とフィットしてスタイルアップして見え、オンにはヒールを合わせてかっこよく着るのはもちろん、オフの日のTシャツやフラットサンダルにもとけこんでくれる……そんな、着回し力抜群のパンツです。

すべてのパンツ[オンライン別注]¥24,000(Theory)

 

【1】ボーダートップス

Oggi2016年7月号P133
ボーダートップスにデニムはカジュアルすぎて苦手、という金子さんのボーダー定番スタイルが、グレーパンツ合わせ。
そしてカジュアルな印象が強いボーダーは、ボーイッシュに着るよりも、女らしく着こなすのが今季っぽくて素敵。今から1枚買い足すなら、こんな鎖骨が見えるようなフェミニンなワイドボートネックのものを。華奢なデコルテを潔く見せるだけで、王道ベーシックスタイルにキレ味が加わります。

 

【2】鮮やかカラー

Oggi2016年7月号P134

気温が上がり、夏が近づくとともに鮮やかカラーが気になってくる頃。色をさらりと着こなすには、潔く肌見せをして、辛口カジュアルに落とし込むのがポイントです。ニュアンスあるニット素材の肌見せカラートップスを、上品なグレーパンツで受け止めれば、大人っぽくしっくり落ち着いたカジュアルに仕上がります。

 

【3】グレーのワントーン

Oggi2016年7月号P135

定番中の定番、グレーのワントーンコーデも、旬のロングトップスを選ぶことでこなれた雰囲気が出ます。
マットなグレーパンツ、シャリ感のある夏らしいトップス、グレーの延長で使えるメタリックサンダルに、ニット帽……こんな風に異素材をミックスしたり、柄小物を加えたり、シルエットをカジュアルに振り切って遊びをプラスするのが、単調な印象にさせないコツです。

 

【4】ドライカラーの外しに

Oggi2016年7月号P136

夏の焼けた肌と一体化するようなドライカラーのトップスは、少し間違えると色っぽすぎる印象になってしまいがち。メンズライクなグレーパンツで外して着るくらいがほどよいバランスです。そこにさらにゴールドの細バングルや、バッグの細いチェーンを足すことで、くすんだ配色に程よくフェミニンなツヤが加わります。

 

【5】スニーカー

Oggi2016年7月号P137

グレーパンツにスニーカーを合わせるなら、フェミニンに振るのが今のトレンド! たとえば体に沿うリブのプルオーバーを合わせ、全体を淡い配色でまとめる、こんな着こなし。スニーカーでパンツスタイルと聞くとボーイッシュなコーディネートにまとめてしまいがちですが、こんな風にまとめれば、さわやかで女性らしく、余裕漂うコーディネートに仕上がります。

 

通勤にもお休みの日にも、きちんとスタイルにもかなりのカジュアルスタイルにも、「ベーシック」だからこそ、どんなテイストにも合うのがグレーパンツの魅力です。是非あなたに合った1本、見つけてみてくださいね。(後藤香織)

 

Oggi07_2016-1『Oggi』2016年7月号(小学館)

 

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