みなさんは、パクチーって好きですか?
パクチーというと、独特の強い香りを放つせいか、好き嫌いが大きく分かれる食品ですよね。
数年前までは苦手な人も多いイメージでしたが、最近ではレストランでもパクチーメニューをみかけることも多くなり、パクチー好きを公言している人も多いです。
私の周りの女子たちもひたすらパクチー料理を食べまくる「パクチー会」なるものを定期的に開催しているとか……。
これまでは市販のもので言えば、ドライパクチーがスパイスコーナーにひっそりと並ぶ程度でしたが、現在では、国産のフレッシュパクチーやパクチードレッシング、パクチーソース、インスタントのパクチーラーメンなどなど、豊富なパクチー商品のラインナップで存在感を示しています。
パクチーはセリ科の植物で、中国、インド、東南アジアの料理によく使われます。
実は、パクチーというのはタイ語で、中国では「香菜(シャンツァイ)」、英語では「コリアンダー」や「チャイニーズパセリ」と呼ばれ、葉だけでなく種もスパイスとして利用されていて、消化促進、血行促進、鎮静、殺菌、解毒などの作用があり、東南アジアでは古くから薬として用いられることもある、薬効の高いハーブでもあるんです。