「アンチエイジング? 30歳くらいになったら始めればいいんじゃない? 私、まだまだ若いし」
と思っている、10~20代 の女子に警鐘! 「アンチエイジング」って、早く始めれば始めるほど効果大。いつまでも若くツヤツヤな肌を保っていられます。
たとえば……。
【19歳のうるツヤ肌】
10代のハリがあって、つるつるのお肌。くすみもなくクリアで、肌トラブルが起きたって一瞬で回復! うるおいたっぷり、乾燥知らずの自慢肌……。
こんなお肌のときに「アンチエイジング」なんて、正直頭に浮かびませんよね。
けれど、言っておきますけど10代からアラサーなんて、ほんとに一瞬ですから!
【29歳のちょいヤバ肌】
顔の輪郭がたるんできて、皮膚の薄い目元のクマや肌のくすみがどんどん出てくる頃。口角はゆるんできて、乾燥はするしちょっと肌トラブルが発生するとなかなか復活しない……。
ええ、こういう人、よくいます。でもイヤですよね。できることなら、「10代のうるツヤ肌」を保っていたいものです。
そんな方に、今日から(明日からとは言わせない!)始めたい、アンチエイジングケアを『CanCam』12月号よりご紹介します。
【乾燥】ほぼすべての肌トラブルの引き金! 乾燥を解決せよ!
【1】クレンジングはミルクかクリームで
肌に優しい落とし方は、ミルクかクリームタイプのものを多めに顔にのせ、力を入れずにマッサージすること。とにかく落とさなきゃ! と強くこすると、色素沈着やシワの原因に……!
【2】洗顔は30度くらいのぬるま湯で、30回以上すすぐ
すすぎ残しは乾燥につながるので、「多い?」というくらいすすぎましょう。シャワーを直接あてると毛穴が開くのでNG。アンチエイジングケアの基本「下から上に」お湯をあて、落としにくいフェイスラインは横を向いてお湯を当て(手でこするのはNG!)、最後はふわふわタオルで水分を軽くおさえましょう。ゴシゴシふいてしまうと乾燥の原因に!
【3】化粧水はハンドプレスで優しく入れ込む
化粧水も、刺激や摩擦はNG! 手に化粧水を広げ、肌に包み込むようになじませましょう。一気に入れるのではなく、何度かにわけてなじませます。パッティングは肌の刺激になるのでNG。乾燥がひどいときは、コットンを化粧水でひたひたにしてパックをして、入れ込んだ水分の上からダメ押しでフタをしましょう。
【たるみ】これがあるだけで10歳老ける!たるみを解消せよ!
【1】PCやスマホを見るときは姿勢を正す
猫背の姿勢でずっと下を向いていると、脂肪や皮ふがどんどんたるんでしまいます。意識して背筋を伸ばし、あごを下げないように。目の高さにモニターがあるのがちょうどいい高さ。モニター位置が低いとどうしても前のめりになってしまうので、まずは高さの調整から始めましょう。
【2】髪の生え際を小刻みにマッサージ
頭皮と顔は1枚の皮ふでつながっているので、生え際を小刻みにマッサージしながら引っ張りあげましょう。血行が促進されてたるみ予防になり、目尻もキュッと上がります。
【くすみ】血行が滞って老けて見える…くすみを解消!
【1】ビタミンB群、E、Cをとる
くすみの原因は、うるおいが足りずに角質細胞がしぼんでしまったり、血流が滞って青く見えたりと、乾燥や血行不良が主な原因。肌のターンオーバーがうまくいっていないこともあるので、代謝を促すビタミンB群、血行を促進させるビタミンE、Cを意識してとりましょう。レバーやかぼちゃ、パプリカ、ナッツ類などに含まれています。
【2】耳を刺激して血流アップ!
耳には神経がたくさん走っています。強い力で引っ張ったり押したりすると、たまった老廃物が流れやすくなり、血行が促進されてくすみが解消! リラックスにも最適なので、気づいたときに耳まわりを刺激してみましょう。
「お金をかけて特別なこと」をする前にまず、普段の生活の中で気をつけられるところにしっかり気を配って、コツコツケアを積み重ねていくことが重要。ひとつひとつは小さなことでも、するかしないかで数年後の肌は大きく変わっていきます。是非試してみてくださいね。(後藤香織)
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