“アソコ”を処理していない女子の割合がなんと半数以上…
自分の身体の一部なのに、見るのも触るのもなんとなく恥ずかしい……でも、顔と同じように、ケアをすれば驚くほど快適できれいになる。それが女子の“アソコ”。そう、デリケートゾーンです!
海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』でワックスを使ったアンダーヘア脱毛シーンが話題となってから10数年……Vライン(下着や水着のライン)、Iライン(股関節の内側、外陰部周辺)、Oライン(肛門周り)という用語も一般的になりました。
が!しかし。実際に処理をしている人は意外にも少ないことが判明。その実態を『Domani』5月号から紹介いたします。
Q デリケートゾーンの毛を処理していますか?
していない……51%
長さをカットする……24%
見える部分を自分で抜く……19%
サロンで処理……6%
「敏感な部分の毛を抜くなんて怖い」などの理由で、未処理の人がなんとほぼ半数! 下着からははみ出す毛を処理している人も多いものの、プロに任せているのはほんの少数だということがわかりました。
脱毛サロンやブラジリアンワックスが一般的に浸透してきていると思っていたので、この結果には驚きです。
アンダーヘアを処理するメリット
ちなみに脱毛サロンへ行くと、長方形やオーバル型、ハート型、もしくは完全に脱毛するなどさまざまな処理方法を選ぶことができます。
「アンダーヘアを処理するとデリケートゾーンが目で確認できるようになり、皮膚や粘膜のくすみケアの意識が高まります。また、生理の経血や排泄物がつかなくなるので衛生的です」と植物療法士の森田敦子さんは言います。
森田さんは約20年前の渡仏をきっかけに、デリケートゾーンのケアを意識するようになったそう。
- 「ドラッグストアでデリケートゾーン用のアイテムがずらりと並んだ棚を発見したんです。驚いていたら、逆にフランス人に驚かれました。『髪や顔、身体、歯には専用のアイテムを使うのに、日本人はもっとも大切な粘膜部分に専用のものを使わないの?』って」(森田さん)
確かにそのとおりです。私も昨年海外でドラッグストアを覗いたとき、デリケートゾーン専用のウォッシュソープを発見して「こんなに便利なもの、何で日本で一般的に置かれていないのだろう……」と思ったものです。
【まとめ】
これからは日本も、「デリケートゾーンはきちんとケアするもの!」という知識や意識が広まり、プロに任せたり、セルフケアをするのが一般的になるかもしれませんね。(鈴木 梢)