働く女性になじみのあるブランドからも登場し始めた「オールインワン」は、この春、トライしたいファッションアイテム！ 1枚でも着られるし、はおりものを加えれば、それだけでコーディネートが完成します。しかも、靴やアクセサーなど小物を変えれば、フォーマルにもカジュアルにも仕上がって超便利。
でも、着こなしが難しそうだったり、ちょっと子どもっぽいイメージも？ そんな人のために、初心者のためにおすすめしたいオールインワン選びを、『Oggi』4月号が伝授。チェックするのはこの3タイプです！
■ブラウジング
タックやギャザーで、ウエスト部分がブラウジング（ゆったりとしたふくらみがあること）されたデザイン。お腹まわりをカモフラージュできるので、体型カバー効果も高いのが特長です。ジャケットをはおればオフィスシーンにもマッチ。そしてスニーカーを合わせればカジュアルダウンも可能。ネイビーやカーキ色を選べば、どんな服や小物ともコーディネートしやすそうです。
オールインワン￥39,000（ドレステリア 丸の内サロン＜ドレステリア＞）
■セパレート見え 写真上：右
上下が別になったセットアップを着ているように見える、ひとワザ効いたデザイン。モードなおしゃれ感もピカイチ。ウエストにぺプラム（ひだ）があるタイプや、背中にスリットが入っているタイプも。パーカーを合わせれば休日カジュアルに、またネックレスやパンプスをフォーマルにすれば華やかなパーティシーンにも対応でき、幅広く活用できます。
オールインワン￥45,000（バロックジャパンリミテッド＜ENFOLD＞）
■きちんとそであり 写真上：左
今季は仕事シーンでも安心できる、そでありタイプが豊富にお目見え。何を重ねようかと悩まずにコーディネートが完成するのもうれしい1本。肩がけニットや大ぶりのビジューネックレスを合わせて、視線を上に集中させればバランスアップが狙えます。時間のない朝でもこれ1本にベルトを着けてコートをはおれば、きちんとしたお仕事スタイルが即完成！
オールインワン￥19,800（グランカスケードインク＜グーコミューン＞）
オールインワン初心者さんは、この3本から選べば失敗が少ないようです。では逆に、大人にはちょっと難しいオールインワンは……？
●「オーバーオールタイプ」は、子どもっぽく見えがちなので、着こなしに相当なテクニックが必要です。
●「胸開きが大きすぎるもの」は、レイヤードまで配慮が必要なので手間がかかります。
●「お腹まわりにデザインがないもの」は、スタイルアップ力に欠け、間延びして見えがちです。
オールインワン選び＆着こなしに自信がない人は、これを避ければいいようです。「難しいレイヤードが要らない」、「体型カバーができる」、「フォーマルにもカジュアルにもコーディネートできる」というのが、大人のオールインワン選びのポイント。【ブラウジング】【セパレート見え】【きちんとそであり】なら、着こなしの幅も広がりそうですね。（さとうのりこ）
（『Oggi』2015年4月号）
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