ようやくあたたかい日が増えてきて、冬の終わりを感じる今日この頃。もう春ですね。春と言えば……新生活! 入学や就職などで、ひとり暮らしを始める、知らない土地に引っ越す、なんて人は多いのではないでしょうか。私も1年前の今ごろにひとり暮らしを始めたので、なつかしく思います……。
Woman Insightでは、そんな方々が新しい生活のはじめから「こんなはずじゃなかった!」と思うことのないよう、すでにそんな問題に見舞われている方々のエピソードを集めてみました。これから引越しを控えている方々にぜひ参考にしていただきたいものばかり!
今回は20~40歳の男女80名(男性30名、女性50名、平均年齢29.9歳)にアンケート調査を実施! 思わず「あるある!」と思ってしまうものから、「よくそんなところに住めるなあ……」と思ってしまうようなものまで、本当にさまざまなエピソードが集まりました。お風呂、キッチン、トイレ、近隣住民などなど……ジャンルで分け、エピソードをご紹介していきます。
さて今回は第5回。これまではお部屋の変なところや隣人についてなど、暮らすうえでの全体的な話でしたが、今回はぐっとポイントを絞って「お風呂編」! 事前にチェックしておけて、自分の譲れないポイントもはっきりしているから比較的安心……と思いきや、意外と問題があるんです。
◆お風呂に変なスペースや機能、欠陥がある(あった)方、エピソードを教えてください!
「排水口など見えないところの作りが雑。注意していてもときどき水がつまる」(会社員・27歳 女性)
これ、うちもそうなんですよね……もともと詰まりやすい形ってあるみたいで、定期的にパイプ洗浄をしてもすぐ詰まってしまいます。見えない部分ばかりは、なかなか知り得ないので困ります。
「シャワーと浴槽の切り替えスイッチが経年劣化でもげて、ペンチを使わないと切り替えができなかった」(印刷業・36歳 男性)
経年劣化は管理会社や大家さんに言えば、無償で修理してくれるケースがほとんどだと思います。仕方ない、めんどくさい、と思っていると、細かいストレスの蓄積で疲れてしまうので要注意ですよ。
「脱衣所がなかった。廊下から直接お風呂に入る形になっており、もし万が一ほかの部屋から廊下に誰かが出てしまうと、大変なことに……」(飲食業・26歳 女性)
この形の物件は多いのではないでしょうか。誰かが泊まりに来ているときなど、かなり不安ですよね……。全体の面積が狭い部屋ほどありがちな事例。
「洗面台はお風呂にあってもいいと思っていたが、意外とお風呂の湿気が取れず、鏡がくもり、化粧ができない状態に……。やはり独立洗面台でないと不便だと気づいた」(ライター・23歳 女性)
入浴後でなければ問題ないとは思いますが、朝シャワーを浴びてから洗面台で化粧をしたいというタイプの人には完全に不向きなので気をつけましょう。
「アパートの1階に住んでいて、お風呂の窓を開けると住民が前を通るのが普通に見える。入浴中には絶対に開けられない……」(学生・22歳 女性)
アパートの1階で、キッチンやお風呂の窓が完全に人が歩く高さに面しているタイプですね。最近のアパートではあまり見かけない気もしますが、特に女性は避けたほうがいいタイプのお部屋だと思います。
「洗面台が湯船の上にあるタイプの激狭ユニットバスで、トイレットペーパーホルダーまでもが洗面台の横、つまりシャワーカーテンより内側にあった。箱型の完全に覆うタイプだから直に濡れはしないけど、湿気でダメになるので使えなかった」(事務職・29歳 女性)
出た! バス・トイレ一緒ゆえのトイレットペーパー問題! しかし、シャワーカーテンより内側にあるペーパーホルダーって、どうがんばっても湿気で大変なことになりますね。毎回トイレットペーパーを外してからお風呂に入るのも面倒ですし……。
「お風呂と脱衣所の間の壁とドアがガラスだった。独立洗面台付きではあったけれど、洗面台を使うときはお風呂の中が丸見えに。これでは独立洗面台の意味がない」(会社員・30歳 女性)
お風呂の湿気が洗面台やトイレに影響しないのはいいですが、もし友だちが泊まりに来たり、ルームシェアのときにこんな部屋だったりしたら、ちょっと困ってしまいそうです。
「浴槽が浴室にはめ込まれてる感じで、壁との間に隙間があるからカビがはえる。たまにカビ取りをしたり、普段はシャワーで流すくらいはしているけれど、じっくりは見れないから気にしていない。でも次は絶対避ける」(主婦・26歳 女性)
考えてみたら、私もこのタイプのお風呂を見たことがあります。浴室に浴槽が“置いてある”という感じです。でもそれをずらせるわけでもないので、毎日念入りに洗剤を流し入れてお湯で流して、水をかけて……と手入れが本当に大変そう。
希望の条件を満たしているからオッケー! なんてすぐに判断せず、暮らしてから起きそうな問題をできる限り想定して、細かくチェックをしておきたいですね。水回りはトラブルが起きがちなところだからこそ、念入りな検討が必要です。
さて次回は同じく水回り、「トイレ編」! お風呂に比べて問題が少なそうな気もしますが……一体どうなんでしょう? 次回もお楽しみに!(鈴木 梢)
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