3月19日（金）25時05分から放送される『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』（フジテレビ ※FODプレミアムで放送直後から独占配信）では、今年11月1日のデビュー記念日をもって解散するV6のデビュー25周年特集ラストとなるEpisode4をオンエア。また昨年10月より開始した『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』Season3は、今回で最終回を迎えます。
同番組は、毎回、ジャニーズタレントに長期取材し、華やかなエンターテインメントの世界とその裏にある苦悩や葛藤を追う連続ドキュメンタリー。
V6はデビュー25周年の記念日である昨年11月1日、ファンへ今の自分たちの思いを届けたいと、配信ライブ「V6 For the 25th anniversary」を開催。会場は国立代々木競技場第一体育館で、グループの”聖地”とも言える場所です。
コロナ禍により会場に観客を入れることは叶いませんでしたが、意見を出し合い、配信だからこそできる演出を考え抜いたV6。事前に、本来なら客席で埋まるアリーナでパフォーマンスを撮影するなど、収録映像を実際のライブに織り交ぜる構成を練り上げました。
さらに、客席や通路となる場所をメンバーが縦横無尽に移動、配信でライブを見る観客に代々木の空気感を届ける演出も取り入れました。
この公演に向け、これまでにない挑戦に臨んでいた6人。それは、水が張られたステージで自身の楽曲『TL』をコンテンポラリーダンスで披露するパフォーマンスで、10月、その撮影が行われていました。
足の甲まで水に浸かりながらのダンス。繊細な振りを、水しぶきを跳ね上げしなやかに表現していきます。全身が濡れた状態で何度もテイクを重ねていく、過酷な撮影となったそう。
配信ライブ2日前。会場にはトラック80台以上のステージ機材が搬入され、設営がスタート。6つのVの文字がモチーフとなった硬質なメインステージ、MCの場所としては木のぬくもりが感じられるステージなど、演出に則した舞台が、空間を最大に使って次々に作り上げられました。
その様子を見ていた岡田准一さんは「なんかプラスに変えていきたいですよね。（コロナ禍で）できない、しょうがない、っていうのが世の中多いので。なるべくそれを前面に持ち出さない物づくりがしたいですよね」と語ります。
そして、いよいよ迎えた配信ライブ当日。話し合いを積み重ね作り上げたパフォーマンスが繰り広げられ、ライブ終盤には、メンバーにサプライズでたくさんのファンから感謝を伝える、心のこもったメッセージ動画が贈られる一幕も。
それを真剣なまなざしで見入ったV6。井ノ原快彦さんは「報われるね。1人もメンバーが欠けることなく25年走り続けてきて、メンバーが変わるのが悪いことではないけど、やっぱりずっとここを守り続けてきたっていうのは、俺たちの人生において、すごく大きな意味のあることだと思っています。そこにはファンのみんながいたし、スタッフのみんなが支えてくれたんだなと思います」とニッコリ。
森田剛さんは「やっぱりつながっているんだなって、改めて感じた。感謝ですね。（ファンの）みんながいたから25年間やってこられた、と改めて感じますね」と明かし、岡田さんは「25年アイドルでいるってことは、大勢の人に愛される自分たちでいようとするってことって、俺たちにしか分かんないと思っていることとかもあったけど、ファンや見てくれている人は分かってくれているんだなって今気づいた感じがすごいあった、ありがとう」と思いを。
長野博さんは「愛を感じますね。いつも少しでも皆さんの元気の元になったらいいなと思って発信してますけど、改めてファンの方たちに支えられているからこそ、また次の発信ができるんだなと感じますね。嬉しいです」と言い、坂本昌行さんは言葉を詰まらせながら「ずっとやってきて、今この瞬間を迎えられて、本当にファンの皆さんに勇気と元気をもらっているんだなって感じました」と語りました。
そして、三宅健さんは目を潤ませ、「会いたかったね、みんなに直接。本当に会いたかったな」と、もどかしさとファンへのいとおしい思いを口にしました。
25年間という年月の中で育んだ唯一無二の絆、そして築き上げた誇りを胸に、その特別な場所に立つ6人の姿を焼きつけてください。
