美容家・石井美保さん直伝!正しいメイクの落とし方・すすぎ方

プロ直伝!正しいクレンジングのやり方

「クレンジングはメイクを落とせればOK」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、クレンジングは肌悩み改善や美肌になるための重要なステップ。今回は、クレンジングで自身の肌も生まれ変わったという美容家の石井美保さんに、正しいクレンジングのやり方をレクチャーしていただきました。

正しいクレンジングのやり方と注意点

「なじませるときに気をつけたいのが肌への摩擦。泡タイプは泡を肌に押し当てて洗うことで摩擦を防げますが、ミルクやオイルはクルクルなじませる必要があるので丁寧に」(石井さん)

POINT①指で肌を直接こすらない

500円玉大より多い量のクレンジングをとり、指に力を入れずゆっくり優しくなじませます。指と肌の間につねにクレンジング剤を感じながら大きく動かして。

POINT②目元は特にゆっくり

皮膚が薄い目元は薬指と小指を使い、特にゆっくりなじませます。目頭からグルッと一周し、ひと呼吸おいてメイクが浮き上がるのを待ってからすすぎます。

すすぎは顔の向きを変えながら行う

「すすぎも肌に摩擦を与える落とし穴。肌に対して垂直に水を当てることで摩擦を防げます。また、お湯ですすぐと乾燥を招くのでNG。30℃くらいの冷たくない水を使いましょう」(石井さん)

■正しいすすぎ方

最初に顔の正面を10回すすぎます。サイドは、顔を横向きにして水だけを肌に当てて左右5回ずつ。額とあごも5回ずつすすぎ、鏡でチェック。クレンジングが残っている部分はさらに5回すすぎます。手は肌に対して垂直に。

■これはNG!

下を向いたままサイドをすすごうとすると肌の上で手をすべらせることになり、摩擦ダメージに直結。また、すすぎ残しもしやすくなります。

クレンジングは正しいやり方で丁寧に汚れを落とすことが大切です。日々の積み重ねで美肌を目指しましょう♡

教えてくれたのは…石井美保さん!

美容家 石井美保さん
奇跡の美肌を持つ40代と称され、様々なメディアで活躍。トータルビューティサロン「Riche(リッシュ)」を主宰。
CanCam1月号「運命のクレンジング美容」より

撮影/天日恵美子(人物)、高橋一輝(KONDO STUDIO) スタイリスト/青木宏予 ヘア&メイク/大野朋香(air) 撮影協力/アワビーズ 構成/片山幸代 web構成/谷夏帆◆この特集で使用した商品はすべて、本体(税抜)価格です。