人間関係って難しいもので、他人からしたらたいしたことじゃなかったとしても、本人にとってはものすごく致命的なことだったりする。特に、落ち込んでいて心が弱っていると、普段だったらそこまで気にしないことでも、グサッと心の奥まで刺さって悲しくなってしまったり…。
20~30代の女性たちに、「彼氏から来たLINEで、ちょっと別れたいと思った、悲しい気持ちになったもの」を調査してみると、そんな「おそらく、彼氏側は悪気があるわけではない」ものが続々と寄せられました。
本日はその中から、まいさん(仮名・29歳・会社員)のLINEをご紹介。再現LINEとともに見ていきましょう。
【STEP1】「で?」
「わりと全部、『で?』と聞いてくる彼。別に結論がある話ばっかりじゃないので、結論のある話しかしちゃダメなのか…と話す内容に困るようになりました」
よく「女性は話すことが目的で話す、男性は目的のために話す」と言われます。思考回路が異なるから仕方ない面もあるかもしれませんが、すべてに結論を求められると話しているとちょっと苦しい。しかも「で?」って、結構突き放されたような感じになりますよね。
でも、ここでは終わりません……。
【STEP2】「それなんで俺がしなきゃないの?」
「そういう話もそうですし、『それってどうしても俺がしなきゃダメなこと?』とか、『俺に言って解決することなの?』とか結構正論で詰められることがあって。確かに解決するわけじゃないから彼の意見は間違いじゃないとは思うし、彼も忙しいんだろうけど、つらい気持ちに」
「確かにそうなんだけど、そうじゃない」という「正論」。ただただ好きな彼に話を聞いてもらえれば自動的に元気が出ることだってあるのに!とは思いますが、彼はきっと悪気がない(もしくは、時間がない)。でも、落ち込んでるときにこう言われてしまうとさらにちょっと落ち込んでしまいますよね。
【STEP3】「どうでもいい」
「最終的にもっと彼が忙しいとか面倒な日は、全部『どうでもいいw』とかで終わります。確かに話の内容によって全部に興味を持てとは言わないし仕方ないけど、どうでもいいって言われると拒絶された気持ちになって別れたほうがいいのかなと…。たぶん彼は頭がいいから私の話がバカに見えるのかもしれないですが、ただ話を聞いてくれるだけでいいのになぁと思います」
そんなこと言ったら「じゃあ、どうでもよくない話ってなんなんだー!」という話です。いちばん近い(と思われる)彼だからこそなんでも話したいし、いろいろ聞いてほしいのに…。
でも、もしかしたらそもそもこんな風にちゃんと相手に向き合おうとする姿勢がない彼は、一緒にいてもつらいことが増えてしまうから、いっそ別れてしまうのが正解かも…。
一緒にいて楽しかったり幸せだからこそ付き合っているのに、彼のことで憂鬱になることが多いならそれは関係の見直しどき。しっかり彼と話し合って、それでも向き合ってさえくれないならもうそれは終わりのはじまり。「いつも彼といると憂鬱になってしまう」という人は「そもそもこのまま彼といて幸せなのかどうか」ということも考えてみてくださいね。(榎本麻衣子)