「彼氏がほしいけど、ひとりがラク」なあなたがまず真っ先に変えるべき考え方

幸せになりたい、彼氏がほしい。でも、何から始めたらいいのかわからない…。
男性といてもなんだか居心地よくないし、ひとりでいたほうがずっとラクだけど、でもいつか結婚はしたい。

そう思っている方が変えるべき考え方を、大切にされない恋愛を繰り返してきた女性や、彼氏なし歴=年齢の女性などが「さらりと幸せになれる」「さらりと結婚できる」と好評を得ており、著書『愛され力』も話題になっている結婚コンサルタントの中谷さやさんにうかがいました。

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Q.ひとりのほうが楽だと思ってしまいます。どうすればいいですか?

A.そう思うのは、人といるときに無意識に遠慮をしているからです。

ひとりのほうが楽ということは、おそらく誰かといるときに無意識に遠慮やガマンをしているんです。それをやめたら、ひとりでいるときと同じようにいられるはずです。

ひとりでいるほうが楽だという人は、無意識のうちに人を信頼しきれていなくて「こんなこと言ったら引かれるかな、常識ない人だと思うんだろうな、許されないかもな」と、遠慮の名のもとに相手の人格を下げて見てしまっている場合があります。でも、そこまで器が狭い人ってそうはいないので、そう思うこと自体が、まず相手にとってものすごく失礼になっている可能性がある、ということを認識してください。

もし遠慮せずに何かを言って相手が怒ってしまうことがあったとしたら、その「いざこざが起きる」ということが今の自分に必要なこと。自分が選んだことで問題が起きたとしても、すべて自分に必要なことで、一時的に落ち込むことがあっても、長い目で見ればそのタイミングで勉強しておくべきことなんです。

 

Q.男性といても心地いいと思えません。どうすればいいですか?

A.「ひとりでも心地いいこと」に男性を巻き込んでみましょう。

あなたが映画が好きなら映画を観に行く。マッサージが好きならマッサージ屋さんでデートをする。かき氷が好きだから一緒に食べに行く。どんなことでも「好きなこと・心地いいと思う」を一緒に行えばまずその行動自体がハッピーだから、ある程度のハッピーが保証されます。まずはそこから始めましょう。

ひとりで行動することに慣れていると「ひとりで行けるし、ひとりでいいや」と思ってしまう方もいるでしょう。でも、パートナーがいる人生をいつか選びたいのであれば、焦る必要はありませんが、ある程度意識的にどこかのタイミングで「男性とのコミュニケーション」を、自分の生活の中に取り入れていく習慣が必要になってきます。

「男性といてもあまり心地いいと思えない」ならなおさら、そこでさらにあまり心地よくない場所に行くと、心地よくないが重なってしまい「もう恋愛なんていやだ」という方向にいってしまいがちなので、デートのお店は妥協しないほうがいいです。私は「イタリアンで禁煙が良くて、こういう雰囲気のお店がいいな」と遠慮せずにリクエストしています。

 

中谷さんは「幸せになれる恋愛は、とにかく自身が心地いいと思う人と一緒にいること」と提唱しています。つい相手のスペックばかり気にしてしまったり、なかなか恋愛が長続きしない、彼氏ができてもあまり楽しくない…という人は、一度考えを変えてみると、新しい世界が開けるかもしれません。

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『愛させ力』
中谷さや 著/1400円+税(大和出版)

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▼中谷さや
結婚コンサルタント。1982年秋田県生まれ。
15歳の頃から“悩むことのない幸せな恋愛”を重ね、25歳で結婚。十数年が経つ今も、夫と毎月デートを欠かさない恋人夫婦を維持している。
現在は愛されようと努力するのではなく、自分にフォーカスしながら愛を循環させる「愛させ力」を指南する講座を開講。大切にされない恋愛を繰り返してきた女性や、彼氏なし歴=年齢の女性などが「さらりと幸せになれる」「さらりと結婚できる」と好評を得ている。
公式サイト https://sayanakatani.com/
構成/後藤香織