長瀬智也、宮藤官九郎とTBS連ドラ11年ぶりタッグ「『IWGP』の頃と何も変わらない…42歳の思い出に」

長瀬智也さんが、2021年1月スタート金曜ドラマ『俺の家の話』(TBS系・毎週金曜22時)で主演を務めることに! 脚本・宮藤官九郎さんとTBS連ドラで11年ぶりのタッグを組みます。

長瀬さんと宮藤さんは、これまでTBSドラマでは『池袋ウエストゲートパーク』(2000年4月期)、『タイガー&ドラゴン』(2005年4月期)、『うぬぼれ刑事』(2010年7月期)でタッグ。いずれも大きな話題となり、現在でも人気の作品です。

『池袋ウエストゲートパーク』では、通称「ブクロのトラブルシューター」としてギャングのリーダーをはじめ皆が一目を置く存在である一方、仲間の面倒見がよく母親想いの青年・真島誠。『タイガー&ドラゴン』では、“昼は噺家、夜はヤクザ”という二重生活を送る山崎虎児。『うぬぼれ刑事』では、超恋愛体質でポジティブシンキングな独身刑事・うぬぼれというそれぞれ個性的なキャラクターをつくり上げた宮藤さん。そして、長瀬さんはそれらのキャラクターを見事に演じ切りました。

今作は、そんな2人の令和初タッグドラマ。今回、宮藤さんが手掛けるオリジナルストーリーで長瀬さんが演じるのは、ブリザード寿というリングネームで活躍する現役プロレスラーの観山寿一。かつては大規模プロレス団体に所属した人気レスラーで、プエルトリコチャンピオンまでいきましたが、ケガや年齢もあって今は小規模な団体で細々と試合に出ています。

そんな寿一のもとに父親が危篤との連絡が。父親の観山寿三郎は、二十七世観山流宗家にして重要無形文化財「能楽」保持者。人間国宝でもあり、全国に一万人以上の門弟を持ちます。寿一はその跡を継ぐと期待されていましたが、あまりにも厳しい寿三郎の指導に反発して家出し、20年以上音信不通になっていました。

寿一の顔を見て驚く家族たち。奇跡的に一命を取り留めた寿三郎は、傍らに立つ介護ヘルパーの女性を紹介し、彼女と婚約し、遺産もすべてこの女性に譲ると宣言。実力と人気に限界を感じていた寿一はプロレスラーを引退し、実家に戻って寿三郎の介護を手伝うことに。家族と謎のヘルパー女性を巻き込んで、介護と遺産相続を巡る激しいバトルのゴングが鳴ります!

生きていたら誰もが経験する「人生の関門」=介護と相続。観山家は少し変わった設定の家族ですが、どの家族にもあるような「悩み」を抱えていて、どの家族にもあるような「喜び」を感じて生きています。毎日は世知辛いことばかりですが、そんな中、肩を寄せ合って生きていくうちに、「人生そんなに捨てたもんじゃねぇな」と思えることがちょっとずつ増えていくはず。

気が合わないと思って離れていた家族が再び集まって暮らし始めたら、面倒くささと同時に愛おしさが込み上げて来ることに気づき…。どこか懐かしいような、それでいてまったく新しい形のホームドラマになります。

長瀬さん、宮藤さん、磯山晶プロデューサーから届いたコメントを紹介します!

●長瀬智也さん

2021年1月期の金曜ドラマ『俺の家の話』で主演をやらせていただくことになりました。そして、磯山プロデューサーと宮藤さんと11年ぶりにタッグが組めて幸せに思います。演じる気持ちは『IWGP(池袋ウエストゲートパーク)』の頃と何も変わりません。42歳の思い出にさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

●宮藤官九郎さん

長瀬くん、磯山プロデューサーと、またドラマが作れる。こんなにうれしいことはないです。僕にとっては長瀬くん自体が、連載少年マンガの主人公のような存在です。まだまだ描ける、いくらでも描ける、描きたいと思わせてくれる。落語好きのヤクザ、恋愛体質の刑事、地獄の鬼。どんな無理な設定でも、絶対面白くしてくれる。

「長瀬くんと次やるなら、プロレスラーが親の介護をするホームドラマがいいです」

こんな提案を受け入れてくれるプロデューサーは磯山さんだけだし、なんの疑問も持たずに肉体作りに励んでくれるのは長瀬くんしかいません。もう俺の頭の中では始まってる『俺の家の話』ですが、放送は1月からです。

●磯山晶さん

宮藤官九郎さんと長瀬智也さんとドラマを作ることは、とてもワクワクして、とても刺激があって、それでいてホーム感があふれる私のライフワークです。またその作業に入れることがうれしくてたまりません。

このドラマは、長瀬くんと長期にわたって相談してきた企画であり、彼本人の思いもたくさん詰まっています。宮藤くんとは、とにかく「現時点での長瀬智也の最高傑作を作ろう!」とずっと話し合って来ました。前代未聞の設定ですが、「家族っていいな」と思える王道のホームドラマを目指しております。是非、期待してください。

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