睡眠前のヨガ、食事、照明も。美人をつくる睡眠術！

寝苦しかった猛暑はあっという間に終わり、ベッドの中で過ごすのが幸せな季節になりました。急な冷え込みで、体が対応できない人、眠りたいのに寝つきが悪く残暑の疲れが残ってしまっている人…。過ごしやすい秋こそ生活を振り返り、ここちよい睡眠を手に入れて、キレイを手に入れましょう！ 今回は、眠りを誘う簡単パジャマヨガと、安眠へと導くポイントを紹介します。

♦︎デスクワークの疲れをとって、グッドスリープへ導く簡単パジャマヨガ

【背中や腰のハリをほぐす編】

1.バスタオルなどを巻いてヨガ枕をつくり、その上にふくらはぎを乗せ、仰向けに寝ます。

2.右ひざをお腹のほうに引き寄せたら、左手でひざをもち、右腕は横に伸ばし、手のひらを上に向けましょう。息を吸って、吐きながら左側へひざを倒して、体をねじって。顔と胸は天井に、向けて、右腕は斜め上に伸ばしたら、深い呼吸を5〜10回。反対側も同様に行います。

背骨を回旋させ、背中や腰回りの張りを解消し、自律神経のバランスも整えます。寝る前に行えば、心地よい眠りにも役立ちます。

詳しくはこちら→★パジャマヨガ／仰向けで深くねじるポーズ

【股関節をほぐす編】

1.バスタオルなどを巻いてヨガ枕をつくったら、縦向きに置き、ヨガ枕の先を尾骨に引き寄せ、足裏を合わせて座ります。息を吸って背中を伸ばし、吐いて丸める。背骨をしならせるように3回動かします。

2.息を吐きながら、ゆっくりと手をついて仰向けになり、ヨガ枕に背中をあずけていきます。

3.仰向けになったら、肩甲骨を背骨に寄せて、耳から肩を遠ざけるように肩を下げます。手のひらは上を向け、腕の重みで胸を開く。5カウントで吸って、10カウントで吐く。お腹や胸に深くゆっくりとした呼吸を送り込んで。

全身の力を抜いて、気持ちよく体を伸ばします。体重を感じながら行うと、さらに呼吸も楽に深まり、よい睡眠へとつながります。

詳しくはこちら→★パジャマヨガ／胸と股関節をひらくポーズ

枕だけじゃない！ 「いい睡眠」のためにすぐ変えたい習慣

よい睡眠のために、枕やふとんが大事なのはわかっているけれど、実はそれだけではありません。睡眠改善シニアインストラクターの内海裕子さんによると、次の6つのポイントが大事だそう。

・決まった時間に朝日を浴びる

・休日と平日の起床・就寝時間の差は2時間までに

・電子機器の光は睡眠1時間前にはオフ！

・やわらかな光でリラックスモードに

・毎日のスリープセレモニーが眠りを誘う

・ゆとりのあるパジャマで睡眠効率アップ

朝起きたら太陽の光を浴びて、週末の朝もだらだら寝て過ごすのはNG。またパソコンやスマホは寝る1〜2時間前までに。そして意外にも、パジャマの選び方も大事なのだそう。この6つを参考にして、安眠のための生活習慣の見直しを今すぐ始めてみませんか。

過ごしやすい気候になったのに、間違った睡眠習慣を引きずっていては時間をムダにしてしまうばかり。寝る前だけでなく1日の行動を振り返って改善し、ここちよい睡眠で健康的な体をキープして快適な秋を過ごしましょう！

詳しくはこちら→★質のいい睡眠のために今日からできること

協力／ワコール