大河ドラマ『麒麟がくる』で若き関白・近衛前久を熱演! どんな役でも難なくこなす、本郷奏多の素顔とは。
CanCam9月号に出演してくださった俳優・本郷奏多(ほんごうかなた)さん。初出演となる大河ドラマ『麒麟がくる』では、その演技力の高さにさらに注目が集まっている。
CanCam.jpでは誌面では載せられなかったアザーカットともに、本郷さんの大河ドラマへの思いと、「今」を紐とくインタビューをお届けします。
ほんごうかなた 1990年11月15日生まれ、宮城県出身。
近衛前久は人間味のあるキャラクターにしたいと思って演じています
「今回初めて大河ドラマに出演するのですが、本当に素晴らしい作品に参加できるんだなと改めて感じています。例えば、今まで僕のお仕事に対して特に何かコメントすることのなかった人からも『すごいね、おめでとう』と言ってもらえたり。あとは日本を代表するような、トップを走っている方々が隅から隅まで配役されていて、とにかく豪華なキャストに驚いています。
そんな中で演じるのは、関白という位の高い役どころ。僕が広間で主座に座り、大先輩方が『ははぁ』って頭を下げてくださるんです。やる前は『さぞ気持ちいいでしょうね』って冗談を言っていたんですけど…実際にやってみたら、まったく気持ちよくなかったですね(笑)。ですが、貴重な経験になると思って毎回胸を躍らせて撮影しています」
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて毎週日曜20:00〜放送中
戦国武将・明智光秀の生涯を中心に、英雄たちの運命の行く末を描く戦国絵巻。本郷さんは、公家でありながら自ら政治に介入する若き関白・近衛前久を演じる。
本郷奏多の「今」を紐とくQUESTION
Q.今、自分の好きな部分は?
A.脳
僕は仕事においてもプライベートにおいても、自分に課したルールを最も重要視して、守るようにしているんです。
決めたシステムに則ってるからこそ、ストレスも感じないし、問題も起きないんだと思っていて…
つまり、そういう考え方ができる脳が好きなんです。
Q.今、いちばん興味があることは?
A.今後の経済の動向
こんな回答してすみません(笑)。
でも今って、本当に難しいんですよ!
日本ならびに、諸外国、世界経済、いろんなものがどんな方向に動いていくのか、読めないんです。ステイホーム期間中に本を読んだりして調べ物もけっこうしてましたね。
Q.今、実は悩んでいることは?
A.僕、悩まないタイプなんです
問題が起きるとなるべく早急に解決したい人間なので、悩みを抱えないように生きてます。悩みを持たないコツは、妥協するポイントを明確に設定すること。
ココを超えたら関わらない、諦めるようにする、と決めるんです。
そうするとストレスなく解決できますね。
Q.今、いちばん欲しいものは?
A.お仕事
ずっと現場に行きたかったです。
仕事がいっぱい重なっているときは、お休みが欲しいなと思いがちなんですけど。
ステイホームという期間を経て、なんて贅沢な考えだったんだと感じました。
Q.今、夢中になっていることは?
A.プラモデル製作の
第2波が来てます
休み中に久しぶりにプラモデルを組んで、すごく楽しかったんです。それでまた火がついたみたいで、作りたいものがいっぱい出てきちゃっていて。
しかも仲のいい友達もハマって作ろうとしてくれているので、最近はよくそのことを話しています!
Q.今、ファンの皆さんに伝えたいことは?
A.要約すると
「これからも頑張っていきますので、応援してください」ですね
今後どういう世の中になっていくか読めないし、我々俳優ができることって限られていると思います…
でも、もし何か新しいお仕事のお話を僕に振ってもらえたら、今までと変わらず真剣にお仕事をさせていただこうと思ってます!