3回目のデートまでが勝負です。2回目までに済ませておくべき4つのこと

【付き合うために「3回目のデートまでに」しておくこと4つ】

女性

デートで相手の心をものにするには3度目までが勝負! それ以降デートをし続けていても、それ以上の発展が望めない惰性のお付き合いになってしまう恐れが高いといえます。そこで今回は、「これだけは3回目のデートまでに済ませておこう」というポイントをご紹介します!

 

■偶然の一致を重ねることで相手に「運命」を感じさせる

初めて出会った相手が同郷だったり、同じ趣味を持っていたりすると、その「偶然の一致」にうれしくなって会話が弾みますよね。些細なことですが当人からすると盛り上がってしまうもの。この現象は心理学者ユングが提唱した「シンクロニシティ」の原理に基づくもの。

例えば、相手からLINEがきた際に「私も今ちょうどLINEしようとしてた!」とメッセージするだけで、グッと距離が近くなるのです。お互いが同じタイミングで同じことを考えていたという出来事に、相手もドキッとするはず。

 

■共通の趣味は数よりも「深さ」

気になる相手に対して、共通の趣味をアピールするのは鉄板ですよね。でも、ただ単に数を共有するだけでは「友達止まり」で終わることも少なくありません。確かに心理的報酬の面からすると、心理的負担が軽減され好意を抱きやすくなります。

しかし、ある対人知覚の実験では、類似する項目が多くてもその類似度が低い場合は、多少の好意度はあるもののそれほど高くないという結果が出たとされます。つまり、好意度に比例するのは、共通の趣味の「深さ」なのです。そのため、デートで趣味の話をする場合は、徹底的にひとつの共通した趣味だけを掘り下げるようにしましょう。

 

■親密になったらあえて疎遠にしてみる

2度目のデートである程度親密になってきたら、「チャンス!」とばかりにそのまま畳みかけようとする人が多いかもしれません。でも、実はあえて疎遠にした方がいい場合もあるのです。

米国オハイオ州立大学の実験によると、なかなか会えないカップルは相手のことを理想化している度合いが通常よりも20%高く、頻繁に会えるようになると別れてしまう確率が30%高くなるという結果になったとされます。そのため、最初の印象がいいものであれば、しばらくの間会う必要はありません。あとは勝手に相手があなたを理想化してくれるのを待ちましょう。

 

■「今の話、忘れて」がもたらす脅威の効果を活用!

心理学者シンバロの実験によると、「忘れていいからね」と声をかけたほうが「きちんと覚えてね」とプレッシャーを与えられるよりも記憶に残るという結果が出たとされます。

そのため、相手に覚えてほしいことはあえて「今の話、忘れて」と一言添えてみましょう。彼はあなたの話が忘れられず、さまざまなシーンで色々と考えてしまうでしょう。

 

3回目のデートは、ある意味「審判の日」ともいえるタイミング。デートは緊張の1回目、親和の2回目、そして審判の3回目なのです。3回目で異性として見られていないと、その後の展開はかなり厳しいものになってしまうのです。だからこそ、3回目までにしっかりとやるべきことを押さえておくことが大切なのです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。