1000人が選ぶ「もう一度行きたい日本の世界遺産」3位は姫路城。1位は?

日本再発見!「もう一度行きたい日本の世界遺産」3位は姫路城!1位は…

突然ですが、みなさんは日本にいくつ世界遺産があるかご存じですか? 令和2年9月現在で、登録されている数は23件。国内にこんなにたくさんの世界遺産があるなんてすごいですよね! 海外の絶景に思いを馳せてみるのも良いけれど、改めて国内の歴史や文化を感じたら新しい発見が得られそう。

そこで今回は、旅行情報誌『じゃらん』による、過去3年以内に世界遺産に訪れたことのある約1,000人が選んだ「もう一度訪れたい日本の世界遺産ランキング トップ10」をご紹介します!

 

もう一度訪れたい日本の世界遺産ランキング トップ10


■10位 富士山-信仰の対象と芸術の源泉(静岡県・山梨県)

古くから山岳信仰の対象として崇められ、絵画や文学作品にも影響を与えてきた富士山。遠方からでもひときわ目立つ秀麗な白い頂は、その最たる特徴と言っても良さそう。どの方向からでも美しい姿を望むことができるのが魅力です。「日本文化と言えば?」と聞かれて寿司と同じくらい支持を集めそうな富士山ですが、10位というのは意外でしたね。

 

■9位 法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)

実は、日本で最初に世界文化遺産に登録されたのが法隆寺なんです! 飛鳥時代の姿を現在に伝える世界で最も古い木造建築物で、境内の貴重な建造物とともに、近くの法起寺にある三重塔も構成文化財に含まれています。

 

■8位 古都奈良の文化財 (奈良県)

東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡・春日山原始林の8資産が世界遺産に登録されており、歴史・文化の宝庫といえる場所。それぞれの歴史を学んでから行けば、さらに楽しめること間違いなしです! 

 

■7位 知床 (北海道)

世界遺産に指定されているのは、知床半島とその沿岸海域。生息する希少な動植物とその生態系が評価され、世界自然遺産に登録されました。さらに羅臼側では、美しい浜辺とイルカやクジラを見ることもできちゃいます♡ 

 

■6位 原爆ドーム (広島県)


戦争・核兵器の悲惨さを世に伝える貴重な建造物であるとともに、核兵器廃絶と人類の平和を求める誓いのシンボルである原爆ドーム。爆心地から約160mの至近距離にありほぼ垂直方向から爆風を受けたことなどで、今の姿で残ったとされています。

 

■5位 白川郷・五箇山の合掌造り集落 (岐阜県・富山県)

岐阜県の白川村と富山県の「五箇山」が、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界文化遺産に登録。独特な合掌造りは、叉首(さす)と呼ぶ材を合掌形に組んで棟木を支える構造を持ち、急勾配の茅葺き(ことぶき)屋根が印象的な景観を見せています。

 

■4位 日光の社寺 (栃木県)

徳川幕府の聖地である東照宮と日光の山岳信仰の中心二荒山神社、1,200年以上の法灯を伝えてきた輪王寺の二社一寺が登録。東照宮は、当時最高水準の装飾が施されていることでも有名です。修学旅行で訪れたことがあるという方も多いはず。

 

■3位 姫路城 (兵庫県)


全容が整ってから、400年以上の歴史を誇る日本の名城。建造物のうち、8棟が国宝、74棟が重要文化財に指定されています。そして姫路城は、法隆寺地域の仏教建造物と同時に、日本で初めて世界遺産に登録された遺産。優美な建築美に心動かされること間違いなしです! 

 

■2位 古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)(京都府・滋賀県)


794年の平安遷都から江戸時代終わりまで約1,000年にわたり日本の都として栄えた京都。清水寺、鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、二条城や平等院など、京都市内や周辺の1府1県3市に点在する17の社寺と城郭が世界遺産に登録されています。

 

■1位 嚴島神社 (広島県)


日本三景のひとつで、「安芸の宮島」で知られる厳島。満潮時、まるで海に浮かんでいるかのように造られた嚴島神社の荘厳な社殿群の様式は、約850年前に平清盛が修造させたもの。潮の干満で変化する社殿の姿も美しく、一生に一度は訪れてみたい世界遺産と言えそうです。

 

今までと同じように旅行をすることは難しくなってしまったけれど、今だからこそ国内の歴史や遺産に焦点を当ててみると、日本の魅力を再発見することができそうですね♡(平田真碧)

*おでかけをする際には、自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。また、新型コロナウイルス感染症の拡大の防止に十分ご配慮いただくようお願いいたします。

 

情報提供元/株式会社リクルートライフスタイル 画像/(c)Shutterstock.com