「鰓」って読める?絶対に知ってるあの部分です!
長年日本語を使っていても、見たことがない漢字に遭遇することってありますよね。例えば、「孰れ」や「鋤焼」、「魑魅魍魎」などなど…。特に、魚へんの漢字は「こんなに種類があるの!?」とびっくりすることも。(たとえば「鮴」や「鯱」「鱒」などなど…あなたはいくつ読めますか?)
そこで今回は、「魚へんの漢字シリーズ」からコチラを出題!
「鰓」。魚へんに思うと書くこちらの漢字ですが、一体何と読むのでしょうか。みなさんはご存じですか? 漢字は難しくても、絶対に聞いたことのある言葉ですよ♪
ここでいくつかヒントをご紹介。ぜひ一緒に読み方を考えてみてくださいね!
■ヒント1:魚の名前ではありません!
魚へんだから、鮭(しゃけ)や鯖(さば)みたいに魚の名前でしょ? と思ったあなた、惜しい! 残念ながら今回は、魚の名前じゃないんです…。しかし、魚に関連していることは事実♡ ちなみに人間にも同じ名前の部位があります。
■ヒント2:辞書の意味は…
小学館のデジタル大辞泉によると、「鰓」の意味は以下の通りです。
1 水中にすむ動物の呼吸器官。魚類のものは、ふつう櫛 (くし) の歯のような鰓弁 (さいべん) に毛細血管が分布し、これに触れる水から酸素をとり、二酸化炭素を出す。
2 人のあごの骨の左右に角をなす部分。
ここまでくれば、何のことかわかりますよね? 正解はコチラです!
「鰓」の読み方は「えら」が正解でした! 辞書の意味では「1」が「えら呼吸」の「えら」。「2」が「えらが張っているのが気になる」の「えら」で、実はどちらも同じ漢字で表記されます。
ひらがなやカタカナで書かれることが多い鰓ですが、漢字表記もあったんですね!
CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新中! ぜひ明日も遊びに来てくださいね♪(平田真碧)