プロが指南!失敗しない眉の描き方【変身メイク】

眉の描き方をプロがレクチャー【ヘア&メイクBEFORE→AFTER】


『CanCam』で連載している「月刊 CanCam it girl」。新メンバーに選ばれた読者モデルを、プロのヘアメイクによる華麗なテクニックで変身させちゃいます!

★過去の変身メイクはこちらから

今回ヘアメイクを担当するのは、CanCamをはじめとする様々なファッション誌で活躍するROIのヘア&メイクアップアーティスト後藤若菜さん。その人自身の魅力を最大限に引き出しつつ、トレンドを取り入れた大人かわいいメイクが大好評。

テクニックや誌面では紹介しきれなかった詳しいプロセスをご紹介します♪

【Before】

今回変身するのは、慶應義塾大学2年生の篠 りさ子さん(20歳)。現在ミスコンに出場中の篠さん。大学ではゴルフサークルに所属するなどアクティブな一面も。そんな才色兼備な篠さんを変身させるとしたら?「メイク上手なだけあって、とっても綺麗にメイクされていますが、気になるポイントをひとつ挙げるとしたら眉かな? すごく綺麗に描いているけど、しっかり縁取っているせいか立体感がなくてのっぺりと見えてしまっています。もともとの眉を生かしつつ、ナチュラルなアイブロウの描き方をご提案します」(後藤さん)

メイクの中で特に「難しい」という声が多いのが、眉。今回は眉の描き方をポイントとあわせてご紹介します!

使用するのはこの4つ!

 

左から、セザンヌ 超細芯アイブロウ 04、イプサ アイブロウ クリエイティブパレット 、M・A・C ミニ シェーダー ブラシ 228S、コバコ スクリューブラシ

STEP①縁をスクリューブラシでぼかす

しっかりと縁取っていた部分をスクリューブラシでぼかす。

「ペンシルでしっかりと描いていたところをスクリューブラシでぼかします。スクリューブラシは、描きすぎてしまった部分を拭ったり、毛並みを整えたり万能に使えるのでひとつ持っておくと便利です」(後藤さん)

STEP②眉毛1本1本を描き足し擬似眉を作る

極細のアイブロウペンシルを使って、毛の生えている方向に向かって細かいストロークで一本一本足すように描いていく。

「左右にゴシゴシと描くのではなく、一本一本スッと抜くように描くと毛並み感が生まれます。この手間が綺麗に仕上がるコツ!」(後藤さん)

STEP③仕上げにパウダーをオン

ブラシに上2色(★+♡)を取り、ペンシルで描いた部分の上にふんわりのせる。左右にこするとせっかく描いたペンシルがぼけてしまうので、のせるイメージで。
「綺麗な眉を描くには、自分の眉に合うブラシを見つけることも大事。M・A・Cのブラシ粉含みが絶妙。簡単にプロ級の眉が描けますよ」(後藤さん)

完成♡

自眉を生かしたナチュラル美眉が完成!

ー眉の描き方、失敗しないコツは?

「眉の描き方で大事なポイントは毛並み感。縁取るように左右にゴシゴシと描きがちですが、まずは一本一本毛を植えるイメージで細かく書き足していきます。こうすることで、元々毛が生えているような自然な仕上がりに。セザンヌのアイブロウペンシルは、0.9mmの超極細でリアルな毛感が演出できて、色ノリもいいのでオススメです」(後藤さん)

ー今回のヘアメイクどうだった?

「普段は、腫れぼったく見えるかな、と敬遠していた淡くて明るい色のアイシャドウを使ったり、ハッキリ描いていたアイブローをパウダーで柔らかく描いたり、といつもとは違う新鮮なメイクをしていただきました。リップの色も薄く、普段に比べると物足りなく感じるかな、と思ったのですが、今っぽさが出て、新しい自分が垣間見えた気がします。ヘアメイクをしてもらうことで、自分の先入観を外した新しいスタイルに挑戦できて良かったです」(篠さん)

 

撮影/花村克彦 ヘア&メイク/後藤若菜(ROI) 構成/又吉樹菜 WEB構成/齋藤奈々 
2020年10月号「月刊 CanCam it girl」より

 

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