乾燥によるうるおい不足はどうしたらいい?皮膚科医が肌の悩みにアンサー
美肌作りに積極的でいたいけれど、ひとたび〝MY定番〟となってしまったスキンケアを変えるのは勇気がいるし、なかなかタイミングを逃しがちですよね。けれど、美肌への第一歩は自分の肌状態や使っているスキンケアアイテムを振り返ること! 理想の肌に何が足りないのかを分析してみましょう♪
今回は〝潤い〟〝透明感〟〝ハリ〟の3つが足りないと感じる方が理想の肌になるためにプラスするべきケアを、コスメコンシェルジュの小西さやかさんに教えていただきました!
Q.潤いが足りない……
A.化粧水のあとにオイル美容液を1滴
「皮脂の量が減ってきた肌にオイルを補うことで潤いをアップできます。化粧水のあと、オイル1滴を手のひらにのばし、Tゾーン以外にハンドプレスしながらなじませて乳液やクリームでフタを」(小西さやかさん)
■おすすめアイテム
純度99.9%まで高精製したスクワランオイル。水分と油分を理想的なバランスで整え、モチモチ肌に。
ホホバの種子から絞ったピュアオイル。肌なじみがよく、大容量のサイズもうれしい!
Q.透明感が足りない……
A.美白美容液でブライトニングケアを
「日差しが強くなる今の時季、透明感のなさを感じているなら紫外線の影響でメラニン量が増えている可能性大。黒色メラニンに働きかけて透明感を取り戻してくれる、ビタミンC誘導体入りの美白美容液をプラスしましょう」(小西さやかさん)
■おすすめアイテム
高い美白効果とトリートメント効果で澄み渡るような明るさへ。
高濃度の炭酸泡がジュワッと出るタイプで肌の血行アップもサポート。
Q.ハリがないです……
A.むくみに効くマッサージで引き締めて!
「20代で〝肌に元気がない〟と感じるなら、むくみや血行不良が原因の可能性が。乳液やクリームをつける際、優しくマッサージをして肌の血行やリンパの流れをよくしましょう。肌が引き締まってプリッとしたハリが復活!」(小西さやかさん)
■How to
・中指と薬指の腹を使って口の周りをマッサージ。あご先→口角→鼻と上唇の間というように口の周りを下から上にほぐします。
・頬のマッサージ。親指以外の指の腹を使い、あごからこめかみに向けて円を2〜3回描くように引き上げてこめかみを軽くプッシュ。
教えてくれたのは……
「日本化粧品検定協会」代表理事。化粧品の研究・開発に携わったのち、現職に転身。科学的根拠に基づき、コスメ選びを発信。
イラスト/南 夏希 デザイン/鎰廣 彩(Beeworks) 構成/片山幸代 web構成/谷夏帆
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