初対面ですべきことは?仕事のできる人のセルフコントロール術

初対面ですべきことは?仕事のできる人のセルフコントロール術


女性

一緒に仕事をしていて、「どうしてこの人はあんなにデキるんだろう……」そう感じる人っていますよね。きっと何か特別な心構えやアクションを持っているのかもしれません。自分も誰かにそう思われるべく、学ぶべきところを吸収できたらステキですよね! そこで今回は、「仕事のできる人のセルフコントロール術」をご紹介いたします。

 

■自ら握手を求めて関係を構築する

仕事ができる人のイメージは、その多くが精力的であるものではないでしょうか。職場やビジネスシーンでの顔合わせなどで、それが最も如実に表れるのはあいさつや別れのシーン。もしもそこで、デキるイメージを一気に高めたいなら、自分から相手に握手してみましょう。

スウェーデンの精神学者アストロムによると、自分から握手して強く握る人は、人づきあいへの抵抗が低く積極的な性格に見られることが多いとされます。そのため、手を握られた相手はあなたのことを、自信があってデキる人だと思ってくれるように。

 

■第一印象を非常に大切にしている

ビジネスシーンにおいては、第一印象はとても大切なもの。心理学者のアッシュの実験によると、第一印象がよくなく、あとからポジティブな面を見せていくよりも、先にポジティブなイメージを与えて後からネガティブなイメージを与えたほうが印象がいいという結果になりました。

つまり、情報を得る順番だけで、印象が変わるということなのです。これは、初めの印象は後まで残りやすいとされる「初頭効果」によるもの。そのため、初対面の人に与える印象は、多少ムリをしてでもいいものにしておくほうがいいのです。そうすればあなたは仕事がデキると思われるはずですからね。

 

■他者の意見に耳を傾けメモを欠かさない

仕事がデキる人は、自分の意見を伝えるだけでなく人の意見に耳を傾けることも欠かしません。どんなことでも話をよく聞きメモを取る、いわゆるメモ魔は実はビジネスシーンでは高評価なのです。これは仕事上のミスを犯さないためという点もありますが、それ以上に話の最中にメモを取ってみせるという行為自体が相手に好印象を与えられるのです。

なぜなら、私はあなたの話をしっかり真剣に聞いていますよというメッセージを与えることができるため。これを心理学ではインタビュー効果と言います。もしもデキる人だと思われたいなら、メモを取る習慣を身につけるといいかもしれません。

 

■提示するデータや数字が具体的である

仕事ができるイメージを簡単に周囲に与える方法として挙げるなら、いかにして具体性を示すかという点に尽きるかもしれません。たとえば、%化して伝えたり100人中〇人という具体的なフレーズなど、数字データを会話の中で持ち出すことができれば、それだけで信頼度はグンと高まります。

心理学者カール・ホブランドの実験によると、数字を入れた文章のほうが説得力があるという結果が出ました。さらにその説得性は、1週間後にも残っていたとされます(スリーパー効果)。つまり、具体的な数字を織り交ぜて話ができれば、デキる人なんだと思わせることが可能なのです。

 

実は、仕事や恋愛でデキる人とそうでない人の差は、ほんのわずかだと言われています。そのわずかな差とは何でしょうか? 答えは「自信」です。どんなことでもまずやってみよう!そう思える人は、不思議と成功を引き寄せます。逆に簡単な事柄でも、自分にはムリっぽそう…… そうひるんでしまう人には、サクセスストーリーは訪れにくいもの。もしもあなたがデキる人物になりたいと思うなら、何事も堂々と取り組んでみてください。いつしかそれは本物になるはずですからね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。

 

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