意外と知らない! PCのキーボードのコレ
仕事においてPC(パソコン)は手放せないアイテムですが、キーボードに並んだすべてのキーの役割を理解しているという人はそういなんじゃないでしょうか。
今回はそんな「そういえばこのキーって何?」という疑問に答えるパソコンいろはをご紹介します!
※環境や設定によってキーがない場合や機能が異なる場合があります。
今回紹介するキーはこちら。
「スペース」キーを挟んで「変換」と向かい合っている、
彼、「無変換」キーです。
■「無変換」って何? いつ使うの?
「変換」キーなら、その名の通り文字を変換する際に使うとわかります。
じゃあ、そもそも変換しないのにわざわざキーを押す意味って?
そんな疑問を解消するべく調査したところ、この「無変換」キーは、当初は名前の通りひらがなで入力したものを変換せずに決定する用途で使われていたのですが、同じ機能を持つ「エンター」キーの認知が広まることによって存在意義に悩まされることになりました。
ちなみに「変換」キーも同様に、同じ機能を持つ「スペース」キーによってアイデンティティの危機を迎えます。
「スペース」キーを挟み向かい合う「無変換」と「変換」。ふたりが苦難を乗り越え自らの生き様に下した決断とは…。
■新たな機能を得て第2のスタートへ
時を経て現在、多くのPCでは「無変換」「変換」ともに新たな機能をたずさえて、私たちの親指の真下あたりでタイピングされる時を待っています。
「無変換」:入力した文字列を全角かな→全角カナ→半角カナの順に変換
「変換」:決定済みの文字列を変換し直す
言ってみれば
「無変換」は「カナ変換」、「変換」は「再変換」
と呼べる機能を得て再スタートを切ったのです。
名前と中身が違うじゃん!という思いがなくもないですが…。
でも、慣れてしまえば意外と使える機能なのです!
特に、仕事柄カタカナ言葉をタイピングすることの多い人や、変換ミスが多い人などは飛躍的に作業効率がアップするかも!
ぜひ1日「今日はなるべく無変換・変換キーを使ってみよう」という日を設けて、体に覚えさせてみてくださいね♪(霧崎まい)
★正答率4割!ぜったい知ってる、理科の実験で使ったこれ!【これ、なんだっけ?】