外出するとき、ファンデーションを塗りますか? 一昔前の働く30代なら、「塗る」と答える人が100%に近かったかもしれませんが、BBクリームの登場で、ベースメイクも多様化。時短、肌のぬけ感を出すためなどの理由から、ファンデーションを「塗らない」でBBクリーム1本!という人も少なくないはず。
肌トラブルもエイジングサインも出始める30代。「塗る」「塗らない」、どちらが正解? ……答えは、両方!
『Domani』10月号「塗る?塗らない?35歳のベースメイク、ふたつの結論」で、ヘア&メイクアップアーティストの二法田サトシさんが教えてくれた、秋の新作アイテムを使った「塗る」派と「塗らない」派、それぞれのタイプにあわせたベースメイクの作り方。まずは、ファンデーション「塗る」派のコツを見ていきましょう。
■ファンデーション「塗る」派に欠かせない、透明感アップのための3ステップ
(1)メイク前のマッサージでムラづきなし!
「肌が乾燥していると、表面の細かい凹凸にメイクがひっかかって厚塗りの原因に。スキンケアを丁寧にするだけで、仕上がりが格段に変わるんです。僕のおすすめは、洗顔後、化粧水と乳液を適量混ぜて肌になじませ、1分マッサージすること。表面が潤いで満ちてなめらかに整います」(二法田さん)
(2)下地も新作を。光でカバーするから厚塗りと無縁
「今年の下地はこれまでと激変! ピンクやベージュなど色でカバーするものが減り、のばすと透明になるものが多く見られます」(二法田さん)。光で包み込むようにカバーしてくれるので、素肌っぽいのに明るさがアップ!
★使用アイテム→軽い感触。資生堂インターナショナル クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールトランスパラン SPF24・PA++ 30ml ¥6,000(9月21日発売)
(3)ファンデーションは指全体かブラシづけで薄く均一に
「ちょこちょこ何度もつけてのばしていると、いつのまにか厚塗りになってしまいます。リキッドは指全体に薄くのばしたものを移すようにすれば、必然的に薄塗りに。パウダータイプはブラシ塗りがおすすめ」(二法田さん)
【リキッドファンデーションなら】指先に適量をとり、両手の指全体に薄く広げる。両手の指を頬や額に沿わせ、ファンデーションを移していく。目元や小鼻の周りは指の腹で。
★使用アイテム→毛穴をカバー。トム フォード ビューティ トレースレス パーフェクティング ファンデーション SPF15 全6色 各30ml ¥10,000(9月5日発売)
【パウダーファンデーションなら】ブラシにとり、内から外へのばす。付属のブラシがない場合はフェイスパウダーブラシで。
★使用アイテム→ブラシ付きのルースタイプ。コスメデコルテ ラクチュール ルースファンデーション N SPF20・PA++ 全7色 各¥5,000(ケース込み)/ブラシ ¥1,200
秋の新作ファンデーションは、リキッドタイプもパウダータイプも、薄く肌にフィットして、明るい透明感が出るものが多いので、せっかくの優秀ファンデーションを雑に厚塗りしないように気をつけましょう。次回は、ファンデーション「塗らない」派のステップをご紹介します。(さとうのりこ)
(『Domani』2014年10月号)
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