太ももやせは「骨盤を整える」ことから!家でできる太ももやせケア3選
ダイエットをしていても、なかなか効果が出にくい「太もも」。
カラダファクトリー看板整体師・大貫隆博さんによると、太ももをはじめとした「下半身太り」には、「骨盤の倒れ・開き」が大きく関係しているそう。たとえば骨盤がゆがむと、筋肉が緊張して血流が滞ってしまうことで、むくんだり脂肪燃焼しにくくなったり…。
というわけで今回は、大貫さんにおうちでできる太ももやせケアを伺いました! ぜひできるものからトライしてみてくださいね♪
まずはあなたはいくつ当てはまる? おブス太もも診断
【A】
・椅子に座りっぱなしのデスクワークが多い
・基本的に毎日ヒールを履いている
【B】
・どちらかというと膝が内側に向いていて内股がち
・足を組まずにいられない
・あぐらをかくことが多い
・ヒールの外側ばかりが削れる
【A】について
Aの習慣がある人は、「骨盤が前に倒れたまま」の姿勢が続くため、腸腰筋(ちょうようきん)と、太ももの前側の大腿四頭筋が縮みがちに…! その結果、ももの前側が張りだすようになってしまいます。
背骨から、大腿骨をつなぐ筋肉のこと。股関節や体幹の屈曲に作用します。
【B】について
こちらの習慣がある人は「骨盤が開きがち」な傾向。たとえばあぐらを頻繁にかく人は骨盤が開いていることが多いです。ここでポイントになるのが「大転子」。骨盤の下、股関節横あたりのちょっと出ている太ももの骨なのですが、骨盤が開くとこの大転子も一緒に外側に開いた状態になります。この大転子が外に張り出した形は、腰からお尻、太ももにかけて “大きく太く見える”原因に。
腰の横あたりに手を添え、どちらかの足を少し上げて前後に動かしてみてください。その際ゴリっと動く骨が大転子です。
また、歩く時に脚の重心が外側寄りになるため、外側ばかりに筋肉がついてしまい、余計太ももが太く見える原因にもなります。逆に、骨盤がしっかり閉じていれば、大転子の位置は骨盤の下になるため余計な筋肉がつかず、腰~お尻~太もものラインが細く見えるのです。
皆さんはいくつ当てはまりましたか? 普段何気なくしている動作が、太ももやせに大きく影響を与えているようです。骨盤がゆがむと筋肉の血流が滞ってしまうのも、太ももがなかなかやせない原因の1つ。足の内側の筋肉を引き締め、外側は緩める運動をしていきましょう!
ワイドスクワット
①腰幅よりも広く足を広げて立ちます。
②膝がつま先より先に出ないように腰を落としていきます。 膝とつま先が同じ方向を向くように意識します。できれば膝が90度になるまで深く踏み込みます。 難しければいけるところまでで大丈夫です。
③内ももを意識しながらこれを繰り返します。(10回)
インサイドキック
①仰向けで寝て、つま先を外側に開きます。
②そのまま足を上げていきます。これを左右繰り返します。(10回ずつ)
おしり、ももの外側のストレッチ
このストレッチでは緊張した外側の筋肉を緩めていきます。
① 伸ばしたい方の足を体の前で外側に開き、膝を倒します。
② 股関節から体を前に倒していきます。この時背中が丸まらないように注意しましょう。
③ 30秒~1分そのままキープしましょう。
ももの内側の筋肉に刺激を入れることで、引き締め効果はもちろんのこと、体幹への刺激になります。
やってみると、痛いと感じるかもしれません。でもそれは、ちゃんと太もも痩せマッサージが正しく行われている証拠。おうち時間を活用して、差がつく美しい太ももを手に入れましょう!(大嶋美穂)
このセルフケアを監修したのは…
大貫 隆博(おおぬき たかひろ)さん 整体師/パーソナルトレーナー/ボディデザイナー
整体サロン「カラダファクトリー」などフィジカル/ヘルスケア系施設を国内外に330店舗以上運営する(株)ファクトリージャパングループ技術総責任者。日本最大のファッションショーでは、ステージ前にトップモデルのプロポーションを美しく整える 施術を行うなど幅広く活躍。また、女性誌で日常のダイエットやストレッチ指導・監修を行うなど、女性の 美しいボディラインづくりに造詣が深い。 顧客にモデルやタレントが多く、多数の女性誌にも出演。公式Youtubeチャンネル「#おうちでカラダファクトリー」にて、自宅でできる整体レシピをレクチャー中。
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