サロンに行けない人も試してみて♡美容のプロがレクチャー！おうちで試してほしい3つのこと

ステイホーム中に実践♡簡単にできる美髪ケアやアレンジを紹介

自宅にいる時間が増えている中、ヘアサロンに行けずテンションがダウンしている人、外出が減りメイクやヘア全般をサボりがちな人…など、美容へのモチベーションも人それぞれ。なにかとストレスフルなので自然体でリラックスした生活もおすすめですが、少しの時間を美容に使ってみるだけで、ちょっぴりテンションが上がったり、いつもの毎日が新鮮に感じられることも♡

そこで、美容のプロが教えてくれた、ステイホーム中にできる簡単な美活テクを紹介します！

ちょっぴり手をかける♡ヘアアレンジで日常も新鮮に

リモートワーク中は、ブローをしたりアイロンを使わずに髪をまとめている、という人も多いのでは？ゴムで結わく簡単なまとめ髪も、ちょっとしたテクニックで瞬時におしゃれっぽく変身するのでぜひ試して♡

■スカーフを巻いてまとめ髪をおしゃれっぽく！

１．顔周りに毛を残してざっくりとポニーテールでまとめる。

２．ゴムを隠すようにスカーフを巻きつけて結ぶ。このときスカーフの端が垂れる長さで結ぶのがベスト。

３．余裕があれば、顔まわりの毛を大きめのカールでゆるく巻く。毛束にニュアンスをだすことで、ぐっと繊細な印象に。

「スカーフは大判になるほどボリューム感が出るので、バッグのハンドルに巻き付けるようなミニサイズのスカーフを三角に折ったり細長い長方形のタイプがおすすめ」
洋服とスカーフの色をリンクさせたり、同系色で合わせておくと馴染ませやすく挑戦しやすいですよ。

おうちトリートメントにひと手間かけて美髪に♡

自粛生活前は、もう少し時間をかけたいな…と思っていた人が多いお風呂でのヘアケア！時間に余裕のある今こそ、セルフトリートメントを入念にやってみるのもあり。手順に慣れると、忙しい生活に戻ってからも日常的にできたりするので、この機会にマスターしましょ♡

１．トリートメント（普段使ってるものでOK）は、シャンプー後に水気を少し取り、毛先から丁寧に塗っていく。

２．トリートメントを全体につけたら、クシで軽くコーミングする。毛先のざらつきが気になる方は、マッサージするように毛先にトリートメントを揉み込む。

３．サランラップを大きめにカットし、髪の毛全体を包むように頭に巻きつける。

４．5分から10分置いてから流す。

「ドライヤーで乾かすときに、確実にいつもよりもトリートメントの効果を感じられるはず！髪の毛一本一本にコーティングがいきわたることで、翌朝の髪の状態も改善されます」

乾かす工程がいちばん大事!? プロ仕様のドライヤーテク

濡れているときにキューティクルが開いてくる、と言われる毛髪ですが、そもそも「キューティクル」とは毛髪の外側の層のこと。髪の毛は大きく分けて三層でできていて、そのいちばん外側の部分をキューティクルと呼んでいます。

うろこ状に重なっていて髪の中の栄養分を閉じ込めておく役割も。キューティクルが開いてる状態を避けるためにも、正しく髪を乾かすことはとっても大事！正しいヘアドライの方法をご紹介します。

１．水滴が落ちない程度に、タオルで水気を取る。このとき、ゴシゴシと摩擦を加えて拭かないこと！タオルを頭からかぶせて手でもむように（頭皮マッサージのように）水気を吸うのがポイント。髪の中間や毛先は、タオルで挟んでやさしくポンポンと叩く。

２．髪が絡んでいる部分は、手ぐしでほぐす。

３．乾かす順番は、根元→中間→毛先の順に。髪から10cm程離してドライヤーの温風を当てながら（風は横からor上から下に当てる！下から上に当てるのはキューティクルがめくれてしまうのでNG）、髪の間に空気を入れるイメージでほぐしながら乾かしていく。

※ドライヤーの正しい当て方
一か所に熱を当てすぎないように、ドライヤーは先端を振り熱を分散させる。全体を乾かしているときは、ドライヤーのノズルは外して使用するのがおすすめ！

４．ある程度、根元が乾いてきたら中間を重点的に。ドライヤーを振りながら、髪に空間を作るように風を通す。ロングヘアは毛束を少し引っ張りながら乾かす。

５．前髪がある場合は、弱めの温風で斜め上から風を下方向に向けてドライヤーを当てる（おでこになでつけるように）。風は左右両方向から当てると、前髪のクセが落ち着きスタイリングしやすい状態に。

６．仕上げは、ドライヤーのノズルを装着し、風（弱めの温風でもOK）を頭頂部から毛先に向かって上から当てていく（高い位置からドライヤーの先を真下に向けるイメージ）。上から下方向に熱を当てていくことで、全体のまとまりやツヤ感がUP！

７．最後は、冷風に切り替えて、上から下に風を当てる。余熱を取ると仕上がりがよくなるので、ツヤ感もよりきれいに。

「今までは、半乾きのまま寝てしまったり、適当にドライヤーを当てていた、という方も、この機会にぜひ正しい乾燥方法を試してみてくださいね。髪をしっかり乾かしておくことで、寝ているときの枕との摩擦がおきにくくなり、髪が傷むことをさらに防ぐことができるんです。濡れ髪だと頭皮にも水分が残り雑菌が繁殖しやすくなり、血行不良をおこす心配も。抜け毛の原因にもなるので気をつけてくださいね」