歌姫・浜崎あゆみ誕生の物語を描く「M 愛すべき人がいて」三浦翔平、白濱亜嵐らのインタビューが到着

歌姫・浜崎あゆみさんが誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描く連続ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系・毎週土曜23時15分、ABEMA・24時05頃より配信)が、4月18日よりスタート。放送開始にあたり、本ドラマに出演する安斉かれんさん、三浦翔平さん、白濱亜嵐さん、田中みな実さん、田中道子さん、高嶋政伸さんよりインタビューコメントが届きました!

©テレビ朝日 / ABEMA

テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」と、テレビ朝日にて共同制作を行う本ドラマは、大ヒットした話題作『M 愛すべき人がいて』(小松成美著・幻冬舎刊)が原作で、浜崎の過去をドラマならではの彩りを加え、壮大なスケールで描く連続ドラマ。「テレビ朝日」、「ABEMA」にて放送し、さらに「ABEMA」にて独占見逃し配信および全話一挙配信されます。

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安斉さんが、頂点へと上り詰めていく平成の歌姫・アユ役、三浦さんがカリスマプロデューサー・マサ役、白濱さんがマサの右腕となる流川翔役、田中さんが狂気を秘めた眼帯の秘書・姫野礼香役、田中さんが大浜のクールな秘書・吉田明日香役、高嶋さんが最凶のラスボスとなる大浜社長役として出演。

そんな本ドラマに出演する主要キャスト6名が、第1話の放送を目前に、意気込みや撮影時の裏エピソード、本作で描かれる”90年代の華やかな音楽業界の光と闇”について語ってくれました。

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――事実に基づいたフィクション原作の”待望のドラマ化”で注目を集めている本ドラマですが、事前に準備されたことや実際に演じてみての感想や、難しかったことはありますか?

安斉:初めてのお芝居ですごく緊張していたので、自分なりにどうやってこのドラマがより良い作品になり、見ている方にどう伝わるかを考えながら、たくさん台本を読んだり、ご本人のMVなどを見たりしてイメージを膨らませていました。時間軸の長いストーリーなのでどう表現するかがとても難しかったです。

三浦翔:原作に書かれている内容と鈴木おさむさんの色たっぷりの脚本を加えてどう演じるか、また90年代の感じをどう作るか、毎回プロデューサーさん・監督と話し合いながら作っています。

また、撮影中の現場に松浦さんご本人が来てくださって、「全然大丈夫ですので、好きな様にやって下さい」と言って頂き、それまで自分の中で持っていた多少の迷いが吹っ切れました。

――音楽業界の光と闇が圧倒的スケールで描かれているドラマですが、様々な経験をされてきた皆様から見て、共感されたところはどこですか?

安斉:やっぱりデビュー前にはたくさんレッスンを重ねる所は、私も経験したのですごく共感しました。ほぼ毎日レッスンに通っていました。

三浦:音楽業界の事は共感とゆうよりかは、今回の作品で改めて知ることがたくさんありました。どうやって曲を作って、どうやってプロモーションして、どうやって売っていくのか、その為にはどうすればよいのか。とてもたくさんの方達によってヒット曲は生み出されてるんだなと。裏方さんたちのことを改めて知ることができ、日々勉強になってます。

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白濱:下積みの話はとても共感しました。ライバル達が周りにいて、厳しい先生に叱咤激励を受けながら自分と向き合っていくというのは僕も通ってきましたし、間違いなく活躍するアーティストになる為には通らなければいけない道だと思います。

あとはやはり流川の様な、人当たりとコミュニケーション能力だけで這い上がっていく人も見た事があるのでその辺もリアルだなと、いるなぁこういう人、と思いながら台本を読んでました。

田中:スケールが大きすぎて、自分がこれまで経験してきたことがちっぽけに思えてなりません(笑)。今回のドラマは共感できないところに面白さを感じています。人間のドロドロした触れてはいけない部分を存分に堪能できる本作をいち視聴者としても、とても楽しみにしています。

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――本ドラマは、歌姫の下積みから頂点へ駆け上がっていくまでの表と裏を描いていますが、下積み時代の苦労した(裏側の)想い出はありますか?

田中:幸か不幸か、私には下積み経験がなく、大した苦労もせずに生きてきてしまったので、エピソードが乏しく恐縮ですが…。強いていえば、新人アナウンサー研修でしょうか。今まで私は何語を喋っていたんだろう?と、頭を抱えるほど、言葉を発する度に正されて。でも、厳しく指導していただけたおかげで、アナウンサーという仕事に誇りをもってできていたのだと思います。

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――本作で描かれる華やかな90年代を演じる中で共感や、新たに発見したシーンなどはありますか?

白濱:まず、売れた曲が軒並み100万枚という数字がザラですし、今の音楽業界では中々出すのが難しい数字なので、今はストリーミングなどデジタルコンテンツも多いのですが当時はCDというものが一つの音楽の媒体、コンテンツとして一番身近なものだったんだなと感じました。

そして、やはり国民的ヒットソング、スターアーティストが次から次へと出てくるので、世の中の人が日本の音楽に対して全く飽きない時代だったんだなぁと羨ましく思います。

田中:ITが盛んになり情報が交錯する近年と違い、人づての噂でスターがスターになっていくストーリーに、今とは違うドキドキを味わいました。バブリーということもあってやることも大胆だし、服装やメイクも大胆、話の表現も大胆で大きな流れが作られていく様に、当時への憧れが芽生えてきました。バブリーを経験した方もしてない方も観て楽しめる作品だと思います!

高嶋:まずは、浜崎あゆみさんの詩が、圧倒的に凄い。圧倒的に、心に響きます。言葉って、凄いな、と改めて思いました。

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――本作品の見どころや、意気込みをお願いします。

安斉:ドラマでは原作にはない物語も出てくるので、私もワクワクしています。登場するキャラクターが皆一人一人個性豊かなので、そこも是非注目して見て下さい!

三浦:90年代のギラギラした音楽業界、そして東京に出てきたアユの成長と共に描かれるマサとの切ないラブストーリー。 個性豊かなキャラクター達がどう物語に絡んで来るのか、是非ご覧下さい。

白濱:当時の90年代の匂いがぷんぷんする作品なので、大人の方は懐かしみを感じながら見てほしいですし、逆に若い方は新鮮に感じる事ばかりだと思うので当時ってそうだったんだなと思いながら見てほしいです。個人的にはこんな時期ですし、家族が家にいる時間が長いと思うので親子で観て貰えると90年代の音楽が所々流れたりと、親子同士の会話の種もたくさん転がっているので是非親子で見て欲しいです。

僕自身も、当時勢いのあった音楽業界に身を投じ、マサという人間を心底慕い右腕として活躍する「流川」を思う存分演じたいと思います。

田中:主人公アユの真っすぐさでしょうか。役としてのアユもそうですが、演じる安斉かれんさんのまっすぐなお芝居にご注目ください。田中みな実演じる礼香の狂気も回を増すごとにエスカレートしていくのでご期待ください。

田中:90年代の華々しい時期を描くということで、出演者やセリフはもちろんのこと、エキストラさんの衣装やヘアメイク、小道具などの細かいところまでバブリーに表現されているのが、演じていてもワクワクしますし、視聴者のみなさんもぜひ見つけて一緒に共感していただけたら嬉しいです。

高嶋:エンターテイメントのトップを走るアユの、そして、マサの光と影を、大ヒット曲に乗って、じっくりと楽しんでください!

<第1話あらすじ>

1993年、福岡から祖母・幸子(市毛良枝)とともに上京してきたアユ(安斉)。東京で芸能活動をして売れれば家族の生活が楽になると意気込むアユですが、そう上手くはいかず、高校に通いながら細々とエキストラのような仕事をこなす日々を送っていました。

そんなある日、歌手を目指す友人・玉木理沙(久保田紗友)から六本木のディスコ・ベルファインで、レコード会社「A VICTORY」のカリスマプロデューサー、マックス・マサ(三浦)が次のスターを探していると聞いたアユは、理沙と一緒にベルファインに行くことになります。

一方、会社の売上をカリスマプロデューサー・輝楽天明(新納)1人が担っていることに危機感を感じているマサは、社長の大浜(高嶋)に、ほかにもヒットを出さなければ未来はないと進言しますが、輝楽ブームに浮かれている大浜は聞く耳をもちません。一蹴されたマサに眼帯姿の秘書・姫野礼香(田中)は、「私は昔からマサのすごさを知っている」と優しい言葉を掛けますが…。

その夜、いつものようにベルファインのVIPルームに赴いたマサは、直属の部下・流川翔(白濱)に「お前が売れると思うやつを連れてこい!」と指示を出し、フロアに降りた流川は次々と女の子に声を掛け、VIPルームに連れて行きます。

その中には、流川イチオシの理沙と無理についてきたアユの姿も。緊張しながらマサの前に並んだアユですが、女の子の顔を見て次々と切り捨てていくやり方に、つい反抗的な態度を取ってしまいます。

翌日、堂々と自分に意見した姿に初めて心を動かされたマサからアユに電話が…。平成の歌姫誕生に隠された物語がいま、幕を開け――。

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