ジーンズのポケットの中にある小さいポケット、何のためにあるか知ってる?
日常的に使っている道具でも、そういえばこれ、何?と思うものって、探してみると意外とあるものです。例えばジーンズ。
ジーンズのポケットの中にある小さいポケット、何に使うのか気になったことはありませんか? 財布やスマホを入れるには小さすぎるし、ただの飾りかな…? でもなんでわざわざ中に? 不思議に思っている方も多いはず。
そこで今回は、ジーンズといえばこのブランド、Levi’s® の中西さんにその秘密を伺いました!(ご丁寧に教えていただき、ありがとうございます!)
誕生したのはゴールドラッシュ時代の1890年!
ジーンズが広く世に普及したのは、1848年に現在のカルフォルニア州で金が発見されたことに端を発するゴールドラッシュ時代。一攫千金を夢見て、世界各地から多くの人々がアメリカ大陸にやってきました。
1890年には鉱山労働者などの働く男たちに向けてLevi’s®から501®が誕生。あの小さなポケットは、この時期に懐中時計を入れるためのポケットとして作られました。だからこのポケットは「ウォッチポケット」と呼ばれていたんだそう。
その後、第二次世界大戦後には懐中時計から腕時計が主流となったため、代わりにコイン(小銭)を入れるようになったことから、現代では「コインポケット」と呼ばれ引き継がれています。
そして現代、キャッシュレスが進む今、コインを入れることも減り、みなさん各々の活かし方をしているんじゃないかと思います。例えば、ヘアゴムやガムを入れているという人もいるかもしれませんね。これを機に、コインポケットの新たな活かし方を考えてみては。あなたなら何を忍ばせますか?(平田真碧)
1873年に世界で初めて「ジーンズ」を誕生させ、1890年には「501」を発表、「伝統と革新」というコンセプトのもとに様々な銘品を世に贈るLevi’s。いつの時代も核となってきた「501」を中心に新しいスタンダードを打ち出し続けるLevi’sジーンズは時代を切り拓いてきた世界中のパイオニア達に愛されてきました。そしてこれからも今を生きるパイオニア達が前に進む変革を起こし続けることを応援していきます。
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