平日も「ビンジウォッチング」でおこもりを満喫しよ♡
最近は平日の仕事終わりも休日も家におこもり、なんて人も多いですよね。 そんな時こそ気になっていたドラマやリアリティショーなどの作品を〝一気見〟する「ビンジウォッチング」をしてみるのはいかがでしょう? 一気見はもちろん、1話ずつ楽しめるドラマやリアリティショーなら毎日仕事終わりの楽しみにももってこい♡
そんなビンジウォッチング日和の今にぴったりの企画を過去のCanCamからピックアップ! 海外ドラマ&リアリティショー愛があふれすぎている14名が語る、人生を変えた名作、偏愛ジャンル、注目作品 etc.をご紹介します♡ 何を見ようか迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね!
今回オススメ作品を教えてくれるビンジウォッチャーはこの方♡
芸人・映画監督、品川 祐さん
海外ドラマをはじめ、映画、アニメまで様々なジャンルを一気見。ビンジウォッチングに欠かせないお供はアイスクリーム。自身が監督した長編映画『リスタート』が2020年公開予定。
■ビンジウォッチング歴は?:約30年
■初めて観た作品は?:『ツイン・ピークス』
■好きなジャンルは?:アクション、ホラー
品川 祐さんオススメは王道アメコミを新鮮に見せる『ザ・ボーイズ』!
■スーパーヒーローの〝裏の顔〟を暴く
海外ドラマって、暇つぶしをしながら刺激をもらえるところがいいですよね。最先端の映像技術が詰まっているし、映画じゃできない実験的なこともバンバンやっているから、俺の場合映像を作る上で勉強になったりするんです。そして単純に面白いから好き!
最近ビンジウォッチングしたのは、Amazon Originalのドラマ『ザ・ボーイズ』。止まらなくて、2日くらいで観たかな。
映画の撮影現場でスタッフから話を聞いていて、気になっていたんです。アメコミものなんですが、初めて観たときの感想は「あ、そうきたか」という感じ。オープニングからガシッと心をつかまれました。アメコミ好きの裏をかいているんですよ。
このドラマに出てくるヒーローは、俺たちが今までアニメや映画で観てきたような姿ではないんです。特別な力を持つヒーローが普通に世の中に存在していて、民間企業のヴォート社で雇用されて活躍する時代。地位とか名声とか、欲に溺れたヒーローを〝ザ・ボーイズ〟という自警団が正していくんです。
悪のヒーロー×正義の一般人という構図も逆説的で面白いし、シーズンを通してうっすらブラックジョークを効かせているところが特に好きですね。権力に溺れた世界や、性被害、人種差別…現代社会への風刺がたっぷり詰まっているし。
〝セブン〟と呼ばれているトップクラスのヒーロー7名が、スーパーマンとかキャプテン・アメリカとか、それぞれちょっと〝何か〟っぽいのもユーモアがあってよかったです(笑)。あとはやっぱりアクションが見どころ! 無駄にかっこいいヒーローたちの動きは、観ているだけでも楽しいですよ。
今はまだシーズン1(全8話)しか出ていないので、ライトにビンジウォッチングしたいという人にはかなりおすすめです。
※2019年10月現在の情報です
構成/石黒千晶、田中絵理子
いつもとはちょっと変わったドラマをお探しの方は品川 祐さんオススメ「ザ・ボーイズ」をチェック! 全8話でライトに楽しめるから、ビンジウォッチングデビューにもばっちりです♡