みんなが意識する「業務効率」、効率アップのためにすべきことって?
限られた時間内で、たくさんある仕事をこなすとなるとやはり意識するのは「業務効率」ですよね。仕事が短時間で終わることは休憩時間の確保などにもつながり、いいことだらけです。
最近は、新型コロナウイルスの影響でリモートワークなどをする人も増え、今まで以上に効率を意識している人が増えているのではないでしょうか。
今回はそんな「業務効率に関するみんなの意識」と「業務効率向上のために皆がしていること」を、株式会社エアトリが20代以上の男女1,086名を対象に行った調査を基にご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
9割の人が意識する「業務効率」
就業中の730人の方に「仕事をする際に業務効率を意識していますか?」という質問をしたところ、約半数の49.3%が「とても意識している」、41.4%が「少し意識している」と回答し、9割以上の人が仕事に効率を求めていることが分かりました。
やはり、業務効率は働く人にとってとても重要なポイントであるようです。
年代別で回答結果を見たところ、30代以下では実に96%もの人が業務効率を意識していると回答した一方で、40代では93.1%、50代では90.8%、60代では87.4%と若干ながら漸減傾向となりました。
60代の87.4%という回答でも十分高い数字ですが、仕事に慣れ始めると業務効率への意識が薄れてしまう人もいるというのも事実なようです。
業務効率の低下は、周りに迷惑をかけるだけでなく、自分のプライベートの時間まで奪いかねません。仕事に慣れたからと油断せずに、自分の日々の生活をよりよくするためにも意識し続けたいものです。
業務効率を上げるためするべきなのは「業務内容を俯瞰的に見る」こと
Q.「業務効率向上のために意識していることは何ですか?」
1.「業務に優先順位をつける」79.6%
2.「業務スケジュールを作成する」48.5%
3.「定期的に業務内容の見直しを行う」36.3%
仕事の際に効率を意識していると回答した662人に業務効率向上のために意識していることを聞いたところ、ダントツで多かったのが「業務に優先順位を付ける」ことで79.6%と、8割近い人が意識していることがわかりました。
続いて多かったのが「業務スケジュールを作成する」ことで48.5%と約半数の人が意識しているようです。次いで、「定期的に業務内容の見直しを行う」ことも3人に1人が意識することがわかりました。
これら、上位3つの回答結果からわかるように、業務の効率化を意識している人の多くは業務内容を俯瞰で見て、業務に取り掛かる前と後に整理する習慣を付けているようです。
業務内容を俯瞰的に把握していないと、自分の置かれた状況とやるべきことが把握できず、ただ目先のものをこなすだけになってしまいます。
「これを先に終わらしておくべきだった……」「この順番でやった方が楽だった……」という風にならないように、常に最新の業務内容の状況を把握して、臨機応変にこなすことが業務効率アップにつながります。
もうすぐ新年度を控え、気持ちを切り替えて仕事に取り組む人が多いと思います。そんな切り替えの時期だからこそ、この「業務効率」についてよく見直してみてはいかがですか?
仕事の成功だけでなく、プライベートの充実にもつながって新年度の好スタートのためには欠かせないポイントです。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪(山口彩楓)
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