日本に伝わったのは江戸時代!?エイプリルフールの起源、知ってますか?

日本に伝わったのは江戸時代!?エイプリルフールの起源、知ってますか?


エイプリルフール

4月のイベントといえば「エイプリルフール」。4月1日限定で嘘をついていいとするこの風習は、友達や親しい人同士でおこなわれてきましたが、近年では企業がキャンペーン企画として打ち出すのもよく見かけるようになりました。思わず笑ってしまう様々な嘘がネット上を飛び交い、毎年話題になりますよね。

今では定番になっているエイプリルフールですが、どういった起源で、いつ頃から、どこで始まったのか、言われてみるとよく知らないという人も意外と多いのではないでしょうか? そこで今回は、知っておきたい「エイプリルフール」の起源についてご紹介します! さっそく見てみましょう。

 

日本に伝わったのは江戸時代!?


「エイプリルフール」は、4月1日の午前中に、罪のない嘘をついて人を騙しても許されるという風習のこと。本来は午前中のみであることはあまり知られていないかもしれませんね!

また、「エイプリルフール」がどこで始まったかというのは諸説あり、西洋もしくはインドで始まったとされています。西洋かインドって……かなり広い範囲ですよね。クリスマスのように宗教に由来するものではなく、ひな祭りのようにいかにもその土地らしいものが使われるわけでもないので、土地が特定しにくいのかもしれません。そういえば、エイプリルフールを象徴するようなアイテムやシンボルって特に思いつかないですよね。

でも、フランスではエイプリルフールのことを「ポアソンダブリル」4月の魚)と呼び、魚の形の菓子を食べたり、魚の形の紙をこっそり相手の背中に貼るいたずらをしたりすることがあるよう。国によって違いがあるのが興味深いですね!

日本では特にそういったシンボル的な存在が定着していないので、今後フランスから取り入れられて、エイプリルフール=魚モチーフという認識が広まるかもしれません。

 

日本ではというと、風習自体は江戸時代中国から伝えられたと言われています。といっても大勢の市民に知れ渡っていたという感じではなく、「エイプリルフール」という言葉が一部の層で定着したのは大正時代のよう。バレンタインはもうちょっと最近定着したものなので、歴史の長さを意外に感じた人も多いのではないでしょうか?

 

以上、「エイプリルフール」の起源をご紹介しました。日本には江戸時代に伝わり、世界ではもっとずっと前に始まったものなので、かなり歴史がある風習なんですね。「嘘をついてもいい」というものではありますが、エイプリルフールは最終的にみんなが楽しい気持ちになるために嘘をつくもの。いきすぎた嘘で激しく相手をかき乱したり、不謹慎なもの、のちのち訂正して済まされないようなものはNGです! また、相手が楽しめる状況か否か、タイミングもしっかり考慮して楽しみましょうね♪(澤夏花)

出典:小学館デジタル大辞泉

 

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