ふんわり美胸を育む♡プロに聞いた、正しいバストのシルエット対策

プロに聞いた、正しいバストのシルエット対策

昔は丸くてふんわりしたシルエットだったのに、なんだか最近変わってきた気がする……。

みなさんは自分のバストについて、そんな悩みを持ったことはありませんか？

そこで今回は、株式会社ワコールが25～34歳の女性500名を対象に行った、「からだのシルエット」に関する意識調査の結果をご紹介します。

Q1.20代前半の頃と比べて、からだのシルエットに変化を感じる？　

「とても感じる」「やや感じる」を足すと、なんと回答者全員が何らかの変化を感じているという結果になりました。

また、半数以上の女性が「体重は大きく変わっていないが、からだのシルエットは変化した」と回答。シルエットの変化が、いかに避けて通れない問題であるかがわかりますね。

Q2：バストのシルエットやラインに変化を感じる？　

7割以上の女性が「バストのシルエットやラインに変化を感じたことがある」と回答しました。

ちなみにどのようなシーンで実感するのかを聞いたところ、「浴室で鏡を見たときに垂れたと感じる」（28歳）、「タイトな服を着たときにバストの位置が下がったように感じる」（33歳）などが挙がりました。みなさん日常的な場面で実感されているようですね。

このように、アラサー女性の多くが実感している「バストのシルエットやラインの変化」ですが、一体みなさんはどのように対策をしているのでしょうか。

Q3：バストのシルエットの変化、何か対策をしてる？

「バストをきれいに保ちたいという気持ちはありますか？」と聞くと、98％と大多数の女性が「ある」と回答しました。一方で、6割以上の女性は「対策をしたいが、できていない」状態であることがわかります。また、アンケート回答者の中からは「バストアップのマッサージをしていたが、忘れることが多くて継続できなかった」（26歳）、「バストアップ用のクリームやサプリメントを試したが、どれも変化が感じられなかった」（28歳）などの声もあがっており、バストのシルエット対策に苦戦している様子がうかがえます。

「手軽で継続しやすい」かつ「変化を実感しやすい」対策法が必要になりそうですね。

Q4：手軽にシルエットを整えられそうな対策法は何だと思いますか？

「シルエットを手軽にととのえることができそうだと思う対策法」を聞いたところ、「帆勢力の高い下着の着用（65％）」、「店員などプロのアドバイスをふまえた下着の着用（38％）」など、下着系の回答が上位を占めました。筋トレやマッサージはそのために時間を割かなければいけませんが、下着はつけるだけなので手軽に感じますよね！　

ちなみに、すでにこれらを実践している女性からは「いつもの服でも、補整下着をつけているかどうかで、シルエットに違いがはっきり出る」（29歳）、「教えてもらった通りのつけ方をしたところ、驚くほどボリュームが出た」（34歳）などの声が上がっています。いかに下着がバストに影響を及ぼすのかがわかりますね！　

プロが伝授！　バストのシルエット対策

下着とバストに深い関係があることが改めて認識できたところで、実際に下着のプロから対策法を教わっちゃいましょう！　

今回は、ワコールのビューティーアドバイザー：北原三知世さんのアドバイスをご紹介します。

「バストのシルエットをととのえるうえでは、まず「下着」選びにこだわることが重要です。

最近は、ラクな着用感の下着を好む女性が増えています。一方できれいに見せたい、美しくボディメイクをしたいというニーズもよく伺います。
年齢を重ねたバストやシルエットの変化におすすめなのは、サイズと体型に合った下着選びです。補整力の高いブラジャーで、しっかりサポートして最大限にバストメイクすることもおすすめです。
ラクさを重視したい方は「補整力の高いノンワイヤーブラ」を選ぶとよいでしょう。ワイヤーがなくても、しっかりバストを包みこんで持ち上げてくれるアイテムを選べばシルエットは美しく見えます。
自分に合った、補整力が高い下着をつけると、ニットやブラウスなど洋服を着たときのシルエットも大きく変わります。いつもと同じコーディネイトでも、スタイルがよく見えておしゃれに着こなせると思いますよ」

また、下着は「サイズが合っていればいいか」と選んでしまいがちですが、北原さんによると「重要なのはサイズだけではない」とのこと。

バストのシルエット対策においては「購入場所」も重要です。インターネットなどでの購入の際も、年にぜひ一度は、試着が可能で、できれば下着選びのアドバイザーがいるお店で相談して選ぶようにしましょう。
お客様の中には、自分のバストサイズを誤って認識している方も多くいらっしゃいます。また、バストのサイズや形は変化するものですので、以前に測ったことがあるからといって現在も同じサイズかどうかはわかりません。ブラジャーを購入する際には、お店で都度サイズを測って、自分のからだに合ったアイテムを選ぶことが重要です。
さらに、サイズをきちんと測るだけではなく、ご自身のバストのお悩みを伝えてビューティーアドバイザーに選んでもらうのもおすすめ。バストは加齢などによって、形だけでなくやわらかさなども変化します。サイズは変わらなくても、加齢や揺れなどで下垂したバストは、合うブラジャーの形が変わっていきます。例えばバストの肉質がやわらかく、背中に肉が流れやすい人は、横に流れにくいホールド力の高いものを選ぶ必要があります。また、バストボリュームがある方は、サポート力の高いしっかり包みこむタイプや、すっきり見せるタイプもおすすめです。
このように、直接、ビューティーアドバイザーとコミュニケーションをとりながら選ぶことで、バストのタイプやお悩みに合った、ご自身にぴったりのブラジャーが見つかりやすくなります。

店頭で買うことにはたくさんのメリットが。

店頭ではプロがフィッティングのコツも教えてくれます。同じブラジャーでも、フィッティング次第で、バストシルエットは大きく変わるはず。
ブラジャーのフィッティングは「バストの底辺にワイヤーを合わせる」、「バストをカップにきれいにおさめる」など、さまざまなコツがあります。本やインターネットで見るだけではコツがわかりにくいので、お店で実際に試着してコツを教わるのが一番の近道です。
また、サイズや体型、生活シーンに合ったブラジャーを、正しい着用方法でつけることは、バストケアにもつながります。自己流でブラジャーをつけている方は、ぜひ一度ビューティーアドバイザーに相談して正しいフィッティングを学んでみてください。

バストの形は年々変化するもの。自分であれこれ考えるだけではなく、プロの意見を仰ぐことも美しいシルエットを保つためには必要になりそうですね。