今どきの子どもがなりたい職業のランキングにはYoutuberがランクインして話題になっていますが、私たちが子どもの頃になりたかった職業には何か時代を感じるようなものはランクインしているのでしょうか。
ということで今回は20〜30代のビジネスパーソンが子どもの頃の職業の夢について確認してみようではありませんか。
今回参考にしたのは、転職サービス「doda(デューダ)」が20〜30代のビジネスパーソン1,000名に実施した「子どものころなりたかった職業」のランキング結果です。早速チェックしていきましょう♪
■20〜30代のビジネスパーソン1,000人が「子どもの頃になりたかった職業」
◆【男の子編】子どもの頃なりたかった職業ランキング
1位「スポーツ選手」20.1%
2位「電車・バス・車の運転士」10.2%
3位「警察官・刑事」・「学校の先生」5.6%
5位「社長」「パイロット」5.9%
7位「お医者さん」・「漫画家」・「俳優・女優・歌手・タレント・アイドル・芸人」4.0%
10位「大工さん」3.7%
20〜30代の方が男の子だった頃のなりたい職業ランキングの結果は、1位「スポーツ選手」、2位「電車・バス・車の運転士」、3位「警察官・刑事」、「学校の先生」という結果でした!
それぞれ理由は「あこがれの選手が活躍していた」「バスの運転がかっこいいと感じていた」「警察官は、正義のヒーローだったから」「担任の先生が面白かった」などが挙げられました。
男の子にはテレビや外で出会える身近な職業に憧れる傾向があるようでした。では、続けて女の子のランキング結果を確認していきましょう。
◆【女の子編】子どもの頃なりたかった職業ランキング
1位「ケーキ屋さん」15.5%
2位「お花屋さん」9.2%
3位「俳優・女優・歌手・タレント・アイドル・芸人」8.4%
4位「保育園・幼稚園の先生」6.8%
5位「漫画家」6.4%
6位「パン屋さん」5.0%
7位「学校の先生」4.9%
8位「看護師さん」3.6%
9位「お医者さん」2.2%
10位「習い事の先生(ピアノ・ダンス)」
20〜30代の方が女の子だった頃のなりたい職業ランキングの結果は、1位「ケーキ屋さん」、2位「お花屋さん」、3位「俳優・女優・歌手・タレント・アイドル・芸人」という結果でした。
それぞれの理由は「ケーキを好きなだけ食べられると思っていた」「花が好きで華やかなイメージがあった」「歌うことが好きだったから」などが挙げられました。好きなものに囲まれて過ごすことができる職業が上位にランクインしているようですね!
また、4位の「保育園・幼稚園の先生」を選んだ理由としては、「母親が保育士で自分もなりたいと思っていた」、「好きな先生がいて、そんなふうになりたかったから」と、身近な人の仕事に感銘を受けたという声が多く集まりました。
ランキング外では、さまざまな国を旅するテレビ番組で登場する「ミステリーハンター」、機密情報を探り出す「スパイ」などユニークなものもありました。
また、他にも、職業ではありませんが、「楽しそうに見えた」という理由で90年代にブームになった「ギャル」という回答もありました。職業ランキングTOP10には時代をうつすような職業は入っていなかったものの、一部の子どもの夢にはちゃんと90年代っぽいものが入っていたようです!
◆男の子は「あこがれ」、女の子は「好きなもの」や「身近な人」からなりたい職業が決まる!
今回のランキング結果をまとめると、男の子は「あこがれ」から刺激を受けることが多く、成長して自分のなりたい姿を実現させていきたいと考える傾向があるようでした。
一方、女の子は「好きなもの」や「身近な人」から影響を受けることが多く、身近な人や日常生活に貢献できる仕事に就きたいという想いがあるようです。
そして、男女ともに「将来の夢がなかった」という回答は2%にとどまり、ほとんどの人が子どもの頃に将来なりたい職業について考えていたことも分かっています。
子どもの頃はなりたい職業をあれこれ考えて、働く意欲があったのに……とか思ってしまいました(笑)。ですが、ビジネスパーソンとなった今は、子どもがなりたいと感じられるような仕事ができる職業だと良いですよね!
ちなみに、子どもの頃になりたかった職業が今の職業と同じ、夢が叶ったという人はどれくらいいるのでしょうか? 意外と少ないような気がするので、周りの人に聞いてみて夢が叶った人を見つけられたらラッキーかもしれませんね。(かすみ まりな)
情報提供元:doda(デューダ)