つまずいたっていいじゃない、新人だもの|新人のお仕事格言【第32回】
新人のみなさま、こんにちは。
この連載では、フルゆとり世代の新人編集者が、日々仕事でのたうち回る中で心を打たれた格言をお贈りします。
今週は、孤独な心に優しく染みる大人気住宅マンガ『プリンセスメゾン』の格言を5日間お届け!
今の仕事が「向いていないかも」と思っている人へ
自分の好みやセンスをいったんお捨てなさいって…洗練さはその向こうにあるんですって。
『プリンセスメゾン』5巻で、亜久津さんと要さんは、デパートの化粧品カウンターへリップを見に行きます。「好きな色と似合う色は違うんだよなぁ」と迷っている2人に、店員さんがかけたのがこの言葉。
メイクやファッションだけでなく、仕事も同じだと思います。新人って、どうしても自分の好き嫌いや、価値観に囚われてしまいませんか? こだわりがあるのは素晴らしいことですが、自己満足で終わらないようにするためには、素直にインプットをすることが大事だと思うんです。そこで思いがけず、向いていることや夢中になれることが見つかるかもしれませんよね。
自分の殻を破るなら、早い方がいいのは間違いありません。向こう側にある洗練さを目指しましょう。 (時吉)
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