つまずいたっていいじゃない、新人だもの｜新人のお仕事格言【第31回】
新人のみなさま、こんにちは。
この連載では、フルゆとり世代の新人編集者が、日々仕事でのたうち回る中で心を打たれた格言をお贈りします。
今週は、孤独な心に優しく染みる大人気住宅マンガ『プリンセスメゾン』の格言を5日間お届け！
★転機を迎えたときに、思い出してほしい言葉【新人のお仕事格言】
職場でひとりぼっちだと感じている人へ
孤独が心をむしばむことなんてないんだって、彼女が教えてくれたんです。
出典：池辺葵／『プリンセスメゾン』第5巻／小学館
お見合いをすることにした要さんは、沼ちゃんについて話します。彼女は両親を早くに亡くし、甘えられる人も特別好きな人もいないけれど、人に優しく、日常のささいなことで喜ぶことができる。沼ちゃんに出会って、要さんは孤独を恐れることはないと思えるようになりました。
社会人になってから実家を出た人は特にそうだと思うのですが、仕事で嫌なことがあった日、家に帰って一人だとつらくないですか？ さらに私は職場に同期がいなかったので、1年目は本当に孤独でした。なんなら全員敵だと思っていました(笑)。このままでは、好きだったものも嫌いになりそうで、それもまたストレスの要因になるという悪循環……。
だから、『プリンセスメゾン』のこの言葉に救われたんです。時には孤独感に苛まれることもあるでしょうが、それがあなたの心をむしばむことはありません。孤独は敵ではないと知っていれば、穏やかでいられそうですよね。（時吉）
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